自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

スミレ、いろいろ・・・

2009-04-17 21:43:00 | お散歩


ニョイスミレ[如意菫](スミレ科)
平地や山地、水湿地などに生える多年草。有茎性で茎高は5~30cm。葉は心形~腎形で、長い柄があります。4~5月、葉のわきから花柄を伸ばし、8~10㎜の白色花を咲かせます。唇弁に紫条が入り、側弁は有毛です。ツボスミレとも呼ばれます。
この花は、近くに水が湧き出る湿地に生えていました。

4月上旬 横浜市内にて



マルバスミレ[円葉菫](スミレ科)
日当たりのよい、山野の道端や草地などに生える多年草。無茎性で草丈は5~10cm。葉は鈍い鋸歯のある卵形で、基部は心形になります。4~5月、白色の花をつけます。唇弁に紫条がありますが少ないです。花柄や葉に粗い毛があることが多いです。以前は、毛のあるものをケマルバスミレ、無いものをマルバスミレと呼んでいたそうですが、今ではどちらもマルバスミレでよいそうです。
この花は、林の中を通る道端に咲いていました。

4月上旬 横浜市内にて



アリアケスミレ[有明菫](スミレ科)
日当たりのよい草地や田畑、河川敷、湿地などに生える多年草。無茎性で、草丈は10~15cm。葉はへら形~長楕円状披針形で、葉柄が長く、翼があります。
4~5月、紫条のはいる花を咲かせますが、花の色は変化が多いです。側弁には毛があり、距は太くて短いです。花の色がいろいろなので、有明の空に例えてこの名がついたそうです。
この花は、アスファルトとコンクリートの塀の隙間に生えていました。
スミレはいろいろありますが、区別が難しいですね・・・・・

4月中旬 横浜市内にて 

今年は横浜開港150周年。blogの背景も港っぽくしてみました。
そろそろ開国博が開催されます。
この週末は赤レンガパークで引き上げられた、巨大なクモが港の辺りを歩き回るようです。
時間があれば是非お越しください。

開国博Y150について



コメント (12)
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