yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

土曜日の夜と日曜日の昼の久しぶりにのんびりした一時の条

2009-09-13 16:59:46 | yaasan随想
 昨夜は久しぶりに朧谷寿先生とお会いすることができた。春に体調を崩されたと伺っていたのだが、その後のご療養中はこちらから連絡もせず、失礼をしていた。

 昨夜は先生の「古希記念論集」(シーッ・・・!これはここだけのネーミングですよ!この名前は使うな!使ったら俺は降りる!と厳命されているので、公式には使えないのです。この私の私的なブログでなら勝手に使っても問題ないだろうと言うことで書いておきます.でも本当はそうなんですよ。)最終編集の会議ということで、思文閣出版に集まって打ち合わせをしたのである。
 お出でになるかどうか判らなかったのだが、お元気な姿を拝見してホッとした。さすがに少し(6キロ)お痩せになっていたが相変わらずの朧谷節は快調で、それを聞いて少し安心した。

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 朧谷壽編『平安京とその時代』思文閣出版2009年12月刊行予定

執筆者は平安時代を中心にした古代史・考古学・歴史地理学の研究者が20人ほど寄稿した。専門の論文集としては異例だが、朧谷先生のお二人の秘蔵っ子中の秘蔵っ子・教え子お二人が先生の人となりを巻末に書いていただいている。読み物としても素敵な本になった。

私と山田博士、そしてSM博士が編集を担ったのであるが、実際は山田博士一人が奔走して、悪戦苦闘して大先生方の論文を集めた。とても残念だったのはK大学のYS先生が他との関係で時間がなく、書いていただけなかったことだが、ほぼ予定通り平安時代、平安京研究の第一線の方々の論文を集めることができた。全て山田大大博士のご尽力のお蔭だ。

 会議の後、「食事」に出かけるという。

 (「エエッツ大丈夫なのかな-・・・」と内心思っていたのだが、)相変わらずの早業で祇園白川新橋の天ぷらやさん「おおざわ」を予約したからと仰る。

 先にタクシーで思文閣の編集者の方と行かれたので私と山田大大博士がタクシーで追っかける。付近に到着して、聞いていた場所を探すのだがどこにあるか判らない。白川新橋なんて、櫻のシーズンなら知っている。4月初めのこの辺りの夜は夜桜見物の観光客で超満員だ。そんな光景は何となく知っているが、実際にこんな所で食事をしたこと等一度もない私たちは、おたおたしながらその場所を捜す。どうしても見付からない!

 「アッ、あんな所や」と博士の声。
判らないはずだ。白川に店の玄関に向かって架かる橋の向こうに「おおざわ」とある。私たちは一生懸命川のこちら側の道路沿いのお店を探していたのである。

 伝統的建造物群に指定されているお店はいかにもいかにもという古風なたたずまいだった。




いいですね・・・こんな天井!!



そして床の間


 「東京にはあらへんわな」

朧谷先生の第一声である。

 このお店で編集会議の続き?
 思文閣の皆さんとても高学歴で、Hさんは私の同僚YY怨霊博士の1年下の後輩だとか。そしていつも編集の関係でメールを下さっていたNYさんはO大学の大学院で美学を研究していた才女。こんなお二人を私の原稿が遅れて功労させていたかと思うと益々申し訳なく。先生の奢りのお酒をせっせとついで名誉回復を!??(笑)。それにしても宮崎出身というNYさん、お酒も強くてとても魅力的な若者。いつまでも思文閣でいい本を出すお仕事をして頂けると有り難い。そのためにもこの本を完売しなければ!!
 皆さん、買って下さいね。2割引で7500円くらいですからね(買わへんかったら絶交するから!!そりゃ嬉しいて・・・あちゃー)。



先生は1階のカウンターで揚げたてを食べるのが大好きとかだったが、あいにく当日はもう一組のおなじみさんが来られているとかで2階の和室へ。でももちろんこれがとても素敵!!



天ぷらももちろん上品で、添えてある岩塩がまた美味しくて!
あまりに上品すぎて私の口はただただ呆然としていました(笑)。



外人さん向けのメニューもちゃんと用意されてました。このお店は調理人さんも、お店の方もみんな女性だとか。特にご主人は仏を彫られるとか。粋ですね。ありがたやありがたや。



9時頃先生はお帰りになるとかで、私たちはここでお別れ。

あまりに上品すぎて飲み足りないので私と博士は二次会へ。編集者の方もお誘いしたが残念ながら断られ、二人で近くの居酒屋へ。

久しぶりなので長々とお喋りしていると24時に。

「アチャー電車がなくなってしまった!」ということで午前様でタクシーにて帰宅。もちろんみんな寝静まっていて私は一人でバタン!途中寒くて目が覚めて、よく見ると布団を敷かずに布団の横で眠っていた。

「アリャー、・・・」明後日からまた中国なのにここで風邪をひいては大変!!大慌てで布団を敷いて、温かくして再び眠りに。


 珍しくゆったりと寝て、昼頃ネットを開き、友人のブログを覗くとこんな楽しい企画が。





 岡林信康コンサート  10月11日(日)17:30開場 山口県周南市市民館大ホール チケット 3000円
 (友人がこのチラシのキャッチをただで書いたとか。それを頼んだ奴ももちろん友人。周南新聞を主宰するN氏。何でも周南新聞創刊25周年イベントらしい。)

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なお、元気になってしまったので、明日から南京・鳳陽・開封での宋・明代の都城の踏査に出かけます。インフルエンザだけが心配なのでマスクを大量に買い込みました。今度は元気に帰ってくるつもりで最善の注意を払います。今度はネットができるかどうか判らないので、しばらくおさらばかも知れません。

残暑厳しき折からご自愛下さい。

 オバマ大統領のヒロシマ,ナガサキ訪問を求めよう!!
オバマよ、保守派なんかに負けるな!!
世界中で支えていこう!

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