柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

故郷

2013年04月28日 05時08分35秒 | 日記
浅川漁港@徳島県海部郡海陽町浅川 4月25日 6:53AM

私はこの漁師町で生まれました
中央にこんもり見える小さな山は石積みの堤防まで続いていて、鳥越神社が山頂近くに祀られていました
右に見える倉庫のところは海で、海水浴場だった
そのころは港も活気があって、年に何隻も新造船の餅投げがありました
最近、とんとそんな景気のいい話を聞かなくなってしまった

とまと

2013年04月28日 05時06分52秒 | グルメ
唐柿の煮びたし

トマトは湯剥きして、一番出汁で炊きます
沸騰したら弱火にして灰汁をひき、塩、淡口醤油と少量の味醂で味を加減します
ちょっと醤油っぽいお吸物くらい
味醂は言われないと、入っているのが分からないくらいです
味が決まれば火を止めて、そのまま冷まし、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします
新玉葱を微塵切りにしてガーリックオイルに浸けて、塩、淡口醤油で味を加減して、木の芽を入れる
トマトに食べやすい切れ目を入れて器に盛り、新玉葱を盛って、少し煮汁をはります
粗挽き黒胡椒をふる

秩父育ち?

2013年04月27日 11時34分11秒 | 日記
去年植えた小さなチチブドウダンが、可愛らしい花を咲かせています

今日からゴールデンウィークです
今年は曜日の並びがいまいちで、長い連休をとれる人は少ないようです
車族には、アベノミクス効果でガソリンが上がっているのも頭が痛いのではないでしょうか?
私のように山間部で民宿をやっている人間には
ガソリンの高騰、電気、ガス、灯油の値上がりはボディブローのように効きます


松烏賊

2013年04月27日 04時38分00秒 | グルメ
松烏賊と新玉葱の饅

松の花の咲くころに獲れる小ぶりのスルメイカを、こちらではマツイカと呼んでいます
麦の実る初夏だと、麦烏賊と呼ぶ
どちらも、秋のスルメイカのように大きくなっていない赤ちゃんから少年くらいの烏賊です

新玉葱は一口大に切って、50℃くらいの湯で洗いぬめりをとっておく
スルメイカは70~80℃くらいの湯で湯通しして、冷水にとり水分を拭き取ります
烏賊は火が入りやすいので、熱湯だと、完全に火が通ってしまいます
表面だけ火の通った半生にします
器に盛って、芥子酢味噌をかけます
芥子酢味噌は、白玉味噌に芥子を加えて米酢(和三郎では米酢+柚子酢)でのばします

蝶のように舞い・・

2013年04月26日 11時32分18秒 | 日記
玉笠谷@徳島県海部郡海洋行小川字玉笠 4月23日 6:57AM

シャガが咲いているのを見かける季節になりました
球根を取り寄せて、庭の隅に植えてみようと思うのですが、花が終わったころには忘れてしまっています
「著莪」や「射干」という漢字が使われますが、「胡蝶花」という漢字もあるようです


若鮎のころ

2013年04月26日 04時08分12秒 | 日記
海部川@徳島県海部郡海陽町三ヶ尻 4月23日 6:08AM

和三郎の村からほんの少し上流です
稚鮎は私の村の堰を越えたようです
普段はこの辺りにいない白鷺が、浅瀬に集まっていました
神野の堰を越えると、蔭の堰堤まで堰はありません
GWのころには、蔭の堰堤まで遡上しているでしょう

椎茸

2013年04月26日 04時05分59秒 | グルメ
椎茸と鶏挽肉の揚げたん

鶏挽肉(豚でも合挽きでも好みのものでいい)は一割くらいの全卵と、塩、酒、淡口醤油少々、生姜の搾り汁を加えて
粘りが出るまで練ります
一割くらいのつくね芋か大和芋のすりおろしを加えて、食感のアクセントに3mm角くらいに切った牛蒡を加える
椎茸の軸を取り除いて、茶漉しなどで薄力粉(片栗粉でもいい)を笠の裏側にふり(接着剤になる)
鶏挽肉をこんもりと詰めます
玉子や小麦粉など使わずにそのままパン粉を付けて、やや低温で揚げます
食べやすい大きさに切って、ポン酢と芥子を添えて食します もしくはちょっと上等な塩などがいい

徳島県は菌床椎茸の生産量が日本一なのだそうです
原木椎茸に比べて香りが落ちるなどと言われますが
朝取りの肉厚の椎茸は、瑞々しくてひじょうに美味しいです
椎茸は秋だけでなく、春も旬なのです