柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

大根

2016年11月30日 18時23分43秒 | グルメ

大根と鶏団子の炊いたん

干し椎茸を戻しておきます

大根を下茹でして(少量の場合は、レンジでチンして)、出汁で煮ます

沸騰したら灰汁をひき、味醂を加えて90℃くらいの温度で煮る

5分たったら、淡口醤油を加える

加熱すると大根が浮かびあがってきます

これは、大根の水分が抜けて、出汁や調味料を吸いますというサインです

5分煮たら火を止め、蓋をしてゆっくりと冷ます

いくら煮ても味は浸透しません 煮崩れるだけです

味は冷める時に、浸透します

よく、朝からおでんを仕込みましたという画像を見ますが

煮崩れていることに気付いていません

大根は、里芋のようには煮崩れないのです

上下が陥没して、どす黒くなっているおでんの大根は煮崩れています

食感もべしゃべしゃになっている

細胞壁や細胞膜が破壊されて、そこに煮汁が浸透している状態です

美味しくない

鶏挽肉に生姜の搾り汁、柚子の皮の微塵切りを加えます

一割くらいの卵と塩、酒、淡口醤油少々を加えてかきまぜる

干し椎茸の戻し汁を加えて、ゴムベラから滑る落ちるくらいの柔らかさにする

水分を加えないと、硬くなって口あたりが悪い

微塵切りにした干し椎茸を加え、1割くらい山芋(長芋はだめ)すりおろしを加えます

昆布出汁を沸騰直前温度にして、鶏挽肉を落としていく

酒を加えて、淡口醤油と味醂で、讃岐うどんくらいに味を加減します

出汁:淡口:味醂=12:1:1(うどん汁くらい)くらい

すべてのだんごが浮かび上がってきたら、大根を煮汁ごと加えて

ひと煮立ちさせて冷ます

食べる前に温めて器に盛り、好みで、七味唐辛子をふります


落葉のころ

2016年11月30日 04時49分32秒 | 海部川

海部川@徳島県海部郡海陽町平井字保勢 11月28日 8:23AM

この辺りに紅葉が密集しているところがあるのですが

前日の雨で、すっかり散ってしまっていました

県道中部山谿轟公園線の反対側は、朴葉の落ち葉だらけだった

今年は予約の合間を縫って、柚子の収穫をやったので

紅葉の時期を逃してしまった

今日は、霧越峠を越えて那賀町まで行く予定でしたが、やめます


PL

2016年11月29日 18時02分43秒 | グルメ

PL炒飯和三郎風

かなり前に、PL学園の野球部の寮では、炒飯をマヨネーズ炒めると読んだことがある

ためしにやってみた

中華鍋にマヨネーズを入れて(油脂よりも多め)

溶き卵、ちりめんじゃこ、暖かいご飯の順にいっきに投入

鍋を煽って上下を反して炒める

家庭用火力では、あまり鍋を煽りすぎると温度が下がるので

上下を反したい時だけにする

胡椒をふり、味加減をみて、足らなければ塩を加える

青葱を加えて、香り付けに淡口醤油を少し落とし、鍋を煽ってかきまぜる

豆のようなものはむかごです

残っていたむかごご飯を、レンジでチンして使いました

ひょっとしたら、ふつうの炒飯よりも癖になる味かもしれません

マヨネーズに入っている酢の味は、ほとんど感じない


雨あがる

2016年11月29日 04時58分56秒 | 日記

徳島県海部郡海陽町神野 11月28日 8:04AM

夜明け前には星が見えていたのに

早朝はものすごい霧で、晴れているのか曇っているのかも分かりませんでした

雨あがりの山里の朝は、必ず霧が発生します

写真は、少し霧が晴れてきたころに撮った海部川北岸の向神野集落です

和三郎は、同じ神野でも南岸にあります

今日は天気がよさそうなので、最後の柚子の収穫をします


和風ピクルス

2016年11月28日 17時35分07秒 | グルメ

焼いた和蘭三葉と隼人瓜と長葱の土佐酢に浸けたん

出汁:酢:淡口醤油:味醂=3:2:1:1を合わせて沸かして冷ましておきます

セロリは筋を取って金串を打ち、五徳を外したガスコンロの直火で焼く

ハヤトウリは種と取り除いて、適当な大きさに切って直火で焼く

どちらも表面だけ焼けているくらいでいい

長葱は網焼きにします

熱いうちに、土佐酢に浸す

1時間以上浸してから、食べやすく切って器に盛る

好みで、土佐酢の熱いうちに、鷹の爪を加えておく

塩をしたり、茹でたりしたのと同じように

焼いたり揚げたりして水分をぬいてやると

調味料や出汁がよく浸透します


2016年11月28日 05時29分27秒 | 日記

昨日は、ほぼ1日雨

でも、それほど冷たい雨ではありませんでした

靴下を履かずにいられた

私は柚子の収穫の時くらいしか、靴を履かない

だから、真冬以外は、靴下を履きません

めったに靴を履かないので

靴を履くと、なんか親指が窮屈な感じがする

かつては、そんなこと感じたことがなかったのに

さて、雨は、昨日の夜のうちにあがっています

和三郎の母屋の上に、北斗七星が見えています

幸い、死兆星は見えていない


ホウボウ

2016年11月27日 12時42分36秒 | グルメ

魴鯡の椀

ホウボウは2枚におろして、背骨のない方は脇骨をすき、小骨をぬいておく

頭は、梨割にする

塩をあてます

塩が浸透したら、椀に入れやすい大きさに切って

熱湯で霜降りにする

冷水に落として、丁寧に血合いやぬめりなどを処理する

鍋にホウボウを入れて、ひきたてのいちばん出汁とその1割くらいの酒を加えて火にかける

生姜を少し加えておく

沸騰したら火を弱めて灰汁をひき

80℃くらいの温度で5分煮る

その時間でアルコールが蒸発し、魚の旨味が出てくる

潮汁のように煮てしまうと、魚が出汁がらになってしまいます

温度を上げて、塩と淡口醤油で味を加減する

ホウボウは、普段はほとんど見かけない魚なのですが

冬から春先になると、ときどき見かけるようになります


白玉の・・

2016年11月27日 05時14分07秒 | 日記

燗酒の美味しい季節になった

私は大吟醸だろうが純米酒だろうが燗をする

世界で日本酒だけが、いろんな温度で楽しめる酒なのに

大吟醸はひやでと決めてしまうのは、あまりにももったいない

人間の味覚は、体温くらいでいちばん味を感じるようにできている(辛味と鹹味は違う)

温くお燗をすると、冷酒では感じなかった味を感じることができる

だめな酒は、雑味やえぐ味が顔を出してくる

唐津の酒器とアート・ペッパーがあれば

あては、2~3品あればいい


喉黒い

2016年11月26日 17時47分16秒 | グルメ

すぐお隣の甲浦産のノドグロです

こちらでは、アカムツと呼ばれます 標準和名もアカムツ

ムツとは、むつこいの変化した言葉で

むつこいとは、味が脂っぽいとかくどいとかという意味です

開いて塩をあて、天気が悪かったので

冷蔵庫で干しています

写真のもので、35~36cmくらい

このくらいの大きさになると

土産物屋で売られていたり、居酒屋で出てくる小さいものとは、別物の美味さになります

海部郡南部から室戸市の東岸にかけて、ノドグロがよく獲れるのですが

ほとんどが、金沢に行ってしまいます


土佐日記

2016年11月26日 05時30分06秒 | 日記

高知県室戸市吉良川町 キレメッセ辺り 11月24日 昼前

R55(土佐浜街道)から撮影

お遍路さんのいる細い道が、旧土佐浜街道なのだろう

この日の朝は寒くて、カーエアコンをかけて運転をしていましたが

お昼ごろの室戸は暖かく

窓を少し開けて運転をしていました

冬が近づいてきたので、土佐浜街道を歩くお遍路さんも減ってきた

今年は、逆打ちのお遍路さんが多い