柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

小さい秋

2014年08月31日 18時47分55秒 | 日記
6:14PM 和三郎の庭のサツキ

日の入りが早くなりました
山里だと、この時間には涼しくなって、スズムシやコオロギが鳴いています
夏が残っている日中は、たんぼや畑の上を飛びまわっている赤とんぼも
夕暮れ時には、眠るところを探すようになります
この場所は、このトンボのお気に入りの場所のようで
よく、同じところで見かけます

ボウゼ

2014年08月31日 05時01分21秒 | グルメ
疣鯛新子のにぎり

徳島県では、エボダイのことをボウゼと呼びます
そして、ボウゼの姿寿司は、徳島県を代表する郷土料理です
秋祭りには欠かせない料理でしたが
このところ、鮨屋や仕出し屋から料理をとるので、あまり見かけなくなりました
夏の終わりごろから、秋口にかけて、小さなボウゼが獲れるようになります
姿寿司にするには小さいので、にぎり寿司にしました
徳島では、米酢でなく、柚子酢(柚子果汁)を寿司酢や〆酢に使います

ボウゼはおろして、塩をあてて半日くらいおきます
小骨をぬいて、柚子酢で洗う
皮は食べやすくするために、包丁目を入れて、ペーパータオルなどをあてて、さっと80℃くらいの湯をかける
すぐに用意しておいた冷水をかけて冷やす
和三郎の寿司酢は、柚子酢1升 砂糖1200g 塩300g
に昆布をさして1週間ほど冷暗所において、昆布をぬきます
ちらし寿司や押し寿司に使うくらいの甘めの寿司酢になっています
私はボウゼには、甘い寿司酢が合うと思うのですが
砂糖は900gくらいでもいいと思います
1/10の量を合わせれば、家庭では十分

続・海部川

2014年08月30日 12時57分28秒 | 海部川
海部川@徳島県海部郡海陽町小川 7:29AM

早朝は曇っていましたが、だんだんと晴れてきました
海部川の水も、この辺りではほぼ澄んでいます
写真を撮っていると、鮎師と思われる車が、2台通過していきました
今日からは、皆ノ瀬や請、蔭などでも鮎釣りができるのではないかと思います

阿波尾鶏

2014年08月30日 05時42分44秒 | グルメ
阿波尾鶏笹身肉山葵焼き 秋葵の焼いたん

笹身肉は筋を取って、金串を打って塩をあて、直火で焼きます
冷水などに落とさず、裏面に山葵をぬって、一口大に切る
冷水などに落とさずとも、余熱で火が入りすぎりことはありません
冷水に浸けると、香ばしさが無くなってしまう

オクラは塩磨きして、肩口の堅いところを切りとり、縦半分に割って種を取り除きます
焼き網などに並べて、表面だけをガスバーナーで焼く
器も盛ってから、塩をふる

台風で地元の野菜はかなり被害をうけました
しかし、オクラは強いようで、台風後はあまり花を咲かせていなかったのですが
このところは、台風前と同じくらいたくさん花を咲かせています

海部川

2014年08月29日 11時53分29秒 | 海部川
海部川@徳島県海部郡海陽町皆ノ瀬 6:19AM

台風以来ずっと濁っていた海部川本流ですが、下流から和三郎のある中流くらいまでは、かなり澄んできています
しかし、皆ノ瀬くらいまで来ると、まだ、ちょっと濁りが残っています
これで濁っているの?って思う人もいるかもしれませんが
本来の海部川は、どんなに深い淵でも、河口近くでも、川底の石を数えられる透明度なのです

続・なると金時

2014年08月29日 05時07分32秒 | グルメ
なると金時の天麩羅酒盗添え

なると金時はやや小さなものを選び、皮を剥いて、天麩羅衣をつけて丸ごと1本を揚げます
長いものだと、1/2にしてもいい
揚げる温度は、160℃以下の低温
時間をかけて(15~20分くらい)、竹串がすっと入るまで揚げます
澱粉質は、90℃くらいの温度が長く続くと、糖化が進みます
だから小さく(もしくは薄く)切ってしまうと、すぐに火が入ってしまうので、甘くなりません
揚げあがったら、箸で割りやすいように包丁で切れ目を入れて器に盛り、酒盗をのせる
手前の緑色のものは、自家栽培の伏見唐辛子です

酒盗をのせなくとも、お菓子のよう美味しく食べられます