柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

土佐日記

2013年01月31日 19時14分21秒 | 日記
室津漁港@高知県室戸市室津 1月29日 3:55PM

室津漁港は25番札所津照寺の下にあります
紀貫之もこの港で、潮待ちをしていたようです
お遍路さんが通らないかと待ってみましたが・・


近くに小学校や中学校があるようで、4時を過ぎると子供たちが下校していきます


里芋

2013年01月31日 04時58分26秒 | グルメ
鯣烏賊と小芋さんの炒めたん

スルメイカは内臓を処理して、ゲソは吸盤をとる
適当な大きさに切り70~80℃くらいの湯で湯通しします
湯ぶりしておかないと、炒める時に水分が出て味がぼける
肝は捨てずにとっておきます
里芋は蒸すか茹でるかしてから皮をむく
中華鍋に油をしいて生姜の微塵切りを炒め、スルメイカの肝を炒める
酒を加えて油を乳化させ、味醂と淡口醤油で味を加減します
スルメイカと里芋を入れて、肝と調味料がからまる程度に炒めます
器に盛り、洗い葱を盛って、ふり柚子をする

Morning Moon

2013年01月30日 19時03分52秒 | 日記
浦上川@徳島県海部郡海陽町浅川 1月29日 7:04AM

私はこの漁師町で生まれ、育ちました
ちょうど月の下の山ぎわに私の生家はあります
中央やや右に架かる橋の南詰め(左側)には、お好み焼き屋さんがありました
橋と生家の中間くらいには駄菓子屋があった
今はどちらもありません
春先には川底にびっしりと石蓴(あおさ)がついて、潮がひくと、あさりがとれました

冬の散歩道

2013年01月30日 18時47分32秒 | 海部川
徳島県海部郡海陽町五反田 1月28日 7:25AM

このところ畦を焼く人をよく見かけます
私の村でも、日曜日に野焼きがありました
たんぼだったところにビニールハウスができて、ニンジンが植えられていたり
トラクターが畑や田んぼにあるのを見かけるようになりました
立春も近い


昨日と今日の日中は暖かくなりましたが、昨日の朝までずっと和三郎の住む山里では-4℃の朝が続いていました
海が近い海老ヶ池も冷え込んでいます
湖畔を歩く人は、私以外には一人だけです


7:30AM

静寂の音を聴く

2013年01月30日 10時02分47秒 | 日記
海老ヶ池@徳島県海部郡海陽町五反田 1月28日 6:30AM
まったくの無音より、ときおり鳥の鳴き声がしたり、魚が跳ねたりする方がかえって静かさを感じる
「・・・蛙とびこむ水の音」の意味を今ごろになって理解したような気がした


6:40AM
きっと静寂という言葉は、こういう状況のためにあるのだろう


6:47AM

阿波尾鶏

2013年01月30日 04時32分25秒 | グルメ
阿波尾鶏の笹身と菜の花の鶏わさ

菜の花は茹でて少し水にさらし、よく絞って昆布茶をまぶしておきます
鶏笹身肉は筋を取り、串を打って、ガスコンロの五徳を外して直火で焼く
冷水に落としてはだめです 香ばしい香りがなくなってしまいます 余熱で火など入りません
一口大に切って、菜の花いっしょに山葵と土佐醤油で和えます
器に盛り、ふり柚子をする

土佐醤油は、醤油:酒:味醂=5:1:1に梅干しを入れて火にかけ、鰹節を入れて濾します
濾した液体に昆布を入れて、冷暗所で3日ほどおいて昆布を抜きます
梅干しは1升に1ヶくらいです

かんば

2013年01月29日 19時31分32秒 | 日記
鞆浦漁港@徳島県海部郡海陽町鞆浦 1月27日 2:16PM

徳島南部では干し芋のことをかんばと呼びます
甘藷(サツマイモ)を干したからだろうと想像しますが、「ば」が何を意味するのか知りません
生芋を干したものもありますが、これは、蒸した芋を干したものです
写真を撮っていたら、私のうしろで日向ぼっこしていたおじさんが
「ひとつ食べてみいや」と声をかけてくれました
食べてみると、最近の菓子にはない懐かしい甘さがしました