肉体や感情体から離れた＜精神体＞でもって生きていくことが人間の役割使命なのです。

人間は生まれながらの本能からして「良い悪い」善悪優劣損得の＜矛盾＞でもって判断し比較競争し＜差別＞することが当たり前になっています。

また同じく此れではダメだの＜不満＞と何とかしなければの＜欲＞を持って生まれています。

然るに人間は生まれながらにしての不満と欲と矛盾でもって生きていることからして、この世人間界が間違い狂っていると書き続けています。

しかも原因と結果は同じで離れていませんから…
頑張り努力し苦労苦悩しながら何か事を成しても同じ矛盾する結果になり…
結果的に満足納得しきれずに…
その苦と楽ありの喜怒哀楽の矛盾する中途半端な結果になります。

然るに不満と欲と矛盾でもって間違い狂っているからには結果も同じなのです。

この原理原則を理解しなければ…人間として生きている価値を見出すことは出来ません。

ちなみに過去の釈迦やイエスらが此れではダメだの不満と何とかしなければの欲からして事を成しましたが…当然ながら矛盾する結果になりますから…何ら解決することなく現在も矛盾する結果が繰り返されています。

また数に限りがある有限の世界でもって欲張ることは弱者を虐めることになり、またそれが差別社会・階級制度・身分制度にもつながっています。

然るに不満と欲と矛盾と差別意識でもって・原因からして間違い狂っていることに気付かづ・迷い惑わされ続けて・その被害者や加害者にもなっているのです。

とは言っても個人の力量でもって国家社会を変えることは絶対に無理です。

ハッキリ言って身近な人間関係かえも無理があります。

だから貴方様の意識を変えて・生き方を変えて・独自独歩にして・個人の自由にして・取り組むしか他に道はありません。

そして間違い狂っているからには＜欲張らない＞で生きていくしか他に道はありません。

然るに…食って寝て糞をしながら「生きている」だけで満足し納得するしかありません。

この道理理屈が理解できない人は…欲張ることが正しいと思い違いしている…錯覚勘違い・思い込み・自己陶酔し、また他者から洗脳されているのです。

そこで素朴謙虚な生き方にして欲張らない実践となれば…
巷の変化刺激に満ちた人為人工的な諸々から離れることになり・また惑わされなくもなりますから…
此れまで忘れ見失っていた自然界の恵みの衣食住の有難さ価値を見直することにもなり…
その自然界の四季折々の変化刺激を味わうことにもなり…
また巷の趣味嗜好娯楽やの変化刺激や快感快楽や喜怒哀楽などのストレスから離れた心穏やかな精神安定を味わうことにもなり…

結果的に人間として生きている価値を見出すことになります。

然るに原因意識が変わればその結果も変わるのです。

となれば…結果を追い求めることなく、原因となる心精神意識でもって学びつつ生きていくことになるのです。

然るに…食欲や性欲からして肉体に拘り執着することも次第に消えて…
また好き嫌いの感情からして選り好みしていたその感情体に拘り集約することも無くなり…
結果的に…欲張らずにして…その必然ご縁の成り行き任せの自然体・精神体でもって生きていくことになるのです。

またそれが人間として生まれてきた役割使命なのです。