ラキシス、サンビスタ、そしてサワホマレ・・・きのうは「名牝」が次々と引退発表。
1頭、もとい1人、仲間外れがいるが
年の瀬の寂しさを押し殺して、2年連続の監督途中交代を語り、札幌の総括を締めくくる。
まずは今季のバルバリッチ・四方田の両氏の戦績を比べる。
- バルバ:25戦8勝11分け6敗(H3勝4分け5敗・A5勝7分け1敗)
- 四方田:17戦6勝4分け7敗(H5勝2分け2敗・A1勝2分け5敗)
バルバリッチ氏は25戦(最大勝ち点75)で勝ち点35。率に直すと0.467
四方田氏は17戦(最大勝ち点51)で勝ち点22。率に直すと0.431
勝ち点の積み上げという点では、この監督交代、数字上の効果は乏しかったと言える。
まあ、どちらの率でも、今季のPO進出ラインとなった勝ち点60を超えないが
バルバリッチ氏の解任について、ノノ社長は
「走れる選手を重用し、クオリティある選手を使わず、チームが一体感を失った」
と理由を語ったらしい。「戦術と選手起用の偏り」と言い換えることもできる。
その端的な例が小野伸二の起用だろう。6月1日の第16節・C大阪戦で今季初ベンチ。
そこから4戦連続でベンチの置き物 29日の第20節・大分戦でやっと今季初出場。
しかし、この6月の5戦は1勝4分けと伸び悩み、悪夢の12戦未勝利につながった。
「伸二を使えば勝てた」とは言わないが、大駒を使いこなせなかった悔いは残る。
事実、監督交代後の9月12日の第31節・横浜FC戦で初スタメンを遂げて以降は、
伸二は11戦でスタメン起用されて、ホーム戦5勝&4連勝に大きく貢献してくれた。
一方で、アウエー戦は10月の東京V戦の1勝止まりだったことが気にかかるが・・・
今季終盤戦のアウエー戦は、磐田・福岡のような上位争いをしている相手や
大分・水戸のような残留争いをしている相手が続いた。
思うに、これらのクラブに敵地で勝つには、監督交代でチーム作りをやり直した札幌は、
試合運びの面でも、選手のメンタル面でも、「厚み」が足りなかったと思う。
来季こそはシーズンを通して、分厚いチーム作りを進めてほしいと願う。
最後に、ノノ社長は就任後の3年間で、いろいろと世間に話題を提供してきた。
しかし、クラブの戦績に限っては、残念ながら右肩下がりが続く
<勝ち点64の8位→勝ち点59の10位→勝ち点57の10位
来季は経営手腕のみならず、強化手腕も問われるシーズンになると心得るべきだろう。
広島0対1リーベル・プレート 南米王者に惜敗し、初の決勝進出ならず。
卓人のミスを責めるのは酷だが、決して勝てなかった展開ではなかったので残念だ。
年内最後のドラゲー後楽園大会。CIMAが(表向きは)胃腸炎で欠場。
メーンのスペシャル10人タッグ戦では、CIMAによく似たメタル・ウォリアーが
登場しかけたが、ガンマ様にさらわれ、代わりにカラオケ・マシーン2号が現れた
<なお、フジイさんも(表向きは)忘年会シーズンを理由に欠場した
試合はリンダマンが猛虎原爆でしゃちから3カウント。2年連続で後楽園のトリを務めた。
そして、試合後は全選手あいさつ・・・と思いきや、驚きの土井ダーツ登場
来月13日の後楽園大会のメーンの10人タッグ戦の出場選手を決めた。結果は・・・
戸澤・YAMATO・フジイ・スト市・サイバー×ガンマ・望月・神田・鷹木・CIMA
新春一発目の後楽園にふさわしい豪華な顔ぶれになった。土井ダーツ大成功