ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

リングサイドで恋をして・第14話/スペイン紀行・後編

2012年09月25日 | RSで恋をして

田村に酔いつぶされた悪夢から一夜明けた2月5日は、マドリッドで過ごす最終日。

この日の夜は、ツアーの目玉の一つである選手・スタッフ全員を交えた食事会があった。

サインも写真も、もらい放題&撮り放題という、ファンには夢の一夜である。

このイベントの思い出は、日明兄さんに色紙へのサインをお願いした時のやりとりだった。

ワタシ&2号「サインに、夫婦の心構えとなる言葉を書き添えてもらえますか?」

読書家としても知られる兄さんのこと、サラサラと書き流してくれるものと思いきや、

兄さん「・・・キミたち、新婚旅行やろ? 一生一度の旅の思い出に、

もし間違った言葉を贈ったら失礼や。いくつか思い当たる言葉はあるけれど、

今夜キチンと調べておくから、明日またお願いに来てくれるかな?」

さすがは格闘技の世界で一つの時代を築いた漢だと感じ入った。

新婚旅行の夫婦に贈るメッセージを間違えては失礼になる

それは当たり前の礼儀だろうが、

プロのアスリートがファンサービスの場で、なかなかできる応対ではない。

「あの前田日明からあんな気遣いを受けただけでも、このツアーは一生の思い出になった」

食事会の後、ワタシたち2人はしみじみ語り合った思い出がある。

ライバル団体やメディアとの間にトラブルが絶えない悪評を持つ兄さんだが、

ワタシたち夫婦は結婚後の15年間、ともに心情の上では味方であり続けてきた。

それはこのマドリッドの食事会で見せてくれた誠実さによる部分が大きい。

・・・そして翌6日、マドリッドからアムステルダム経由で日本への帰路についた途中、

空港ロビーで改めて書き贈ってもらった言葉が「偕老同穴」

2人ともに仲よく老いて、オトコは一生同じアナでガマンする同じ墓穴に葬られる。

夫婦の結び付きが変わらない様子を表した故事成語である。

正直、ワタシも2号も初めて耳にした言葉だったが、兄さんは

「海綿の一種にもな、カイロウドウケツというヤツがおるんや。

なんでそんな名前になったかというと、その海綿の体内には

エビのつがいが住みついておって、一生をそこで暮らすんやて」

と豆知識を披露。帰国後に調べたら、全くその通りで、さすがの博識に舌を巻いた。

・・・もっとも、色紙に「偕」の字を書いた時は

「あ、ヨコの棒がちょっと長過ぎた。ゴメン」(今で言うテヘペロ)

そんなうっかりものでお茶目な一面を持つ兄さんを、ワタシも2号も今なお慕っている。

そんな思いを記して、3カ月に及んだ長いハネムーン話を終える。

*参考文献:週刊プロレス779号(97年2月25日付)

(15話に続く)


  • 9・23リングス後楽園大会

そんな前田シンパの夫婦の結婚15年目に復活したリングス。

3月の第1回大会に続いて、第2回大会にも夫婦そろって足を運んできた。

ジャパン勢との対抗戦に臨んだカザフスタンの猛者たちは今ちゃんによく似ていた

つーか、今ちゃんが中央アジア系の顔立ちなんだな、きっと。

リングサイド席で「帝王」高山善廣が観戦していたことにはちと驚いた。

和田良覚レフェリー(Uインター時代の知己)や大山峻護選手(ともにPRIDE参戦)

といった顔なじみがいたし、日明兄さんとも特に確執はないから、来てもおかしくはないが。

この日、観客に最も強い印象を残したと言えるのが、ロシアのクラット・ピターリ(右)。

あのヨシケイを下して、アウトサイダー65-70キロ王者になったRYOを子ども扱い。

タックルを徹底的に切りまくり、第1回大会で伊澤寿人を沈めたボディ打ちで

ダメージを確実に与えて続けて、最後は顔面を打ち抜いてKO勝ちを遂げた。

足腰の強さとボディバランス、長いリーチは脅威。ボディにせよ、顔面にせよ、

対戦者にとっては、かなり見えにくい軌道でブローが飛んでくるのではないか。

サイズは違うが、同邦のセルゲイ・ハリトーノフを初めて見た時に近い衝撃を受けた。


緊急決定

2012年09月24日 | コンサドーレ

ウサ晴らしの計画。それは29日夜の川崎戦への参戦を決めたこと。

最近、じじばばの上京が諸処の事情で取りやめになったので、予定を変えた。

日中は運動会に出る4号と、OGとして運動会の運営を手伝う3号は自重させるが、

ワタシと2号は総武線快速で武蔵小杉に赴く。

2人とも「等々力へ向かう! 敗北を知るために」という心境だし、

展開によっては、アウエーゴール裏で絶望のあまりに、ファントムを生む危険もあるが、

その時は夫婦そろってウィザードにエンゲージしてもらう

きのうの放映では、卍固め→腕十字→ロメロ・スペシャルという見事なプロレス技に癒された

元塩コショー&K-1選手のアッカもいい味出していたなあ


  • J2

北九州2対3甲府 首位甲府がロスタイム弾で白星。J2制覇に前進

千葉2対2東京V 4位千葉・5位東京V・6位大分はいずれも勝ち点58

大分0対1栃木 栃木は山形と同じ勝ち点56。勝ち点57の横浜FCとともにPO圏争い

  • JFL

横河1対1長野 秋田1対2長崎 讃岐6対0ロック

長崎、長野と同じ勝ち点53ながら、得失点差でJFL首位に浮上。

J2最下位にとってはこれ以上ない凶報だろう。

讃岐は6得点で5位に浮上。ロックもえらい気前よく負けてしまったものだな・・・

  • リングス後楽園大会

日本対カザフスタンの国別対抗戦は、宮田が判定勝ちを遂げたが、1対2で日本敗北。

それにしても、ロシアのクラット・ピターリは強いわ。詳しい観戦記は改めて後日に。

  • 新日本神戸大会

IWGP戦は予想通りに棚橋が丸藤を下して防衛。次期挑戦者にみのるが名乗り。

IWGPジュニア戦は飯伏が田口を下して防衛。次期挑戦者にロウ・キーが名乗り。

そして、柴田・桜庭は、広夢をPKで文字通り「一蹴」した。

なお、野人・中西学が来月8日の両国大会で復帰することも決まった。

  • 全日本横浜大会

三冠戦はこれも予想通りに船木が諏訪魔を下して防衛。次期挑戦者に大森が名乗り。

世界タッグ戦はゲット・ワイルドが、世界ジュニア戦は大和がそれぞれ防衛に成功した。

  • ドラゲー大田区大会

ドリーム戦はまたまた予想通りにCIMAが土井をメテオラ葬。

ブレイブ戦はキッド防衛。ツイン戦はモチフジ奪取。

主要4タイトルのうち、3タイトルをベテラン軍が持つことになった。

トライアングル戦は谷崎が谷やんをナイトライド葬。

ジミー・タニザキへの改名も許されなかった谷やんの新しいリングネームは

ミスター・キューキュー・豊中ドルフィンに<何じゃそれは


悲しみのゴレンジャイ

2012年09月23日 | コンサドーレ

5連休の初日、4号は5チーム総当たりのフットサルに臨み、1勝もできず最下位の5位

そして大宮戦の結果も・・・

後半5分 純平退場 5失点 5連敗喫して 降格へGO!

結婚記念日に一獲千金を狙ったワタシのtotoも、シングル予想を5戦も外すというオチにorz

ノヴァコヴィッチ×3・カルリーニョス・モンゴルと横文字ばかりにやられやがって・・・<1人違う

ウサ晴らしにある計画を立てた。明日にでも発表する。


  • J1

浦和0対5G大阪 こちらも外国人に4失点。浦和も気前よく負けてやったものだな

磐田0対0新潟 幻のロスタイム弾にヤンツー激怒。昨日は東農大OB監督の厄日に

FC東京1対2川崎 レーザー攻撃をはね返した川崎、多摩川クラシコを制す

  • 宮杯プレミア

札幌6対0旭実 中原ハットなどで大勝。ただし、首位東京Vとの勝ち点差はなお10。

東京Vは次節勝てば、札幌の結果にかかわらず、イースト制覇となる。

なお、敗れた最下位の10位旭実は来季のプリンス降格が決まった

<残り4戦で8位浦和&9位鹿島と勝ち点差12。次節は浦和対鹿島があるので、

旭実は8位のチームに並ぶことができず、ブービー以下が確定

  • ホークス

敵失にも助けられ、4位楽天とゲーム差4。残る直接対決が4なので、この白星は大きい。

そして、西武が連日の逆転勝ちを遂げたので、首位ハムともゲーム差3に。

ただ、本日の楽天戦は雨天中止。マー君は2ケタ勝利をめざしてスライドするかも。

ホークスは武田をスライドさせるか? あえてローテ通りに攝津をぶつけるか?

  • NOAH後楽園大会

ジュニア・タッグリーグの決勝は、石森・小峠対日高・大地という意外な顔合わせ。

そして、石森・小峠が日高・大地を下して、ゼロワン勢の優勝を阻んだ。

ただ、この4人はすべて他団体デビューの選手。決勝に生え抜きゼロはちと寂しい。

なお、10月の横浜大会のGHC戦の前哨戦となったタッグ戦では、

秋山が逆エビ固めで森嶋にギブアップ勝ち。

森嶋の腰の状態はかなり悪い様子だ。西小岩の整体院に早く治療においで


大宮戦の展望再び

2012年09月22日 | コンサドーレ

本日は結婚記念日。そして、ワタシは5日間の連休に入る。ゆっくり休もう。

・・・とか考えていたら、4号が通うクラッキのサッカースクールの催しが入った。

午前9時から調布でTM。6時半には小岩駅を出ないと・・・起きられるか心配。

心配と言えば、いろいろな意味で厚別の大宮戦も気にかかる。

大宮はここまで25戦7勝6分け12敗。勝ち点27で「約束の地」15位に浮上した。

今節はG大阪&新潟が上位と対戦するため、確実に勝ち点3を奪って差を広げようと

考えているはずだ。札幌がつけ入るスキがあるとしたら、大宮のこのスケベ心だろう。

なお、前節の鳥栖戦で負傷交代した大宮の守護神ほっかもは、

自身のブログで札幌グルメを喜々としてサポに紹介する余裕をかましているので、

おそらくスタメンで出場すると思われる。

彼奴の牙城を崩して、おかもっちゃんのベビーにゆりかごダンスを捧げるべし。


  • ホークス

楽天4連戦の初戦。うーん、負けはしなかったけれど・・・

西武がハム吉川を相手に逆転勝ちを遂げた日に、大隣で引き分けたのは痛い。

唯一の救いは、吉川の黒星で攝津の最多勝獲得がさらに近づいたことぐらいか。


プロレス三都物語

2012年09月21日 | プロレス・格闘技

というわけで、23日の3団体のビッグマッチを予想する。

  • 新日本神戸大会(棚橋×丸藤のIWGP戦)

改めて語るが、棚橋の防衛と考える。理由は来月8日の同日興行

新日本が看板のIWGPなしで両国に臨む事態は想像がつかない。

しかも現在はジュニアのベルトも他団体に流出している

NOAHがIWGPを巻いた丸藤に横浜でGHC戦の露払いをさせることもありえない。

唯一の不安材料は、こーいうプオタの固定概念を吹き飛ばす木谷会長の発想力だが。

なお、柴田&桜庭は、さすがに井上&広夢を一蹴すると考える。

  • 全日本横浜大会(船木×諏訪魔の三冠戦)

船木の防衛と考える。理由は2人の三冠防衛ロードのどちらを見たいかと問われたら、

プオタとしては文句なしに船木だから

一方で、諏訪魔には団体やベルトにとらわれず、いろんなリングで暴れてほしいと願う。

  • ドラゲー大田区大会(CIMA×土井のドリーム戦)

CIMAの防衛と考える。理由は挑戦者決定のやっつけ感

YAMATO相手に防衛直後のCIMAロワイヤルは、ちと唐突に過ぎた。

挑戦者・土井の力量に不満はないが、09年7月の神戸大会での

ドリーム&ブレイブのWタイトル戦に比べて、「土井が勝ちそう」と思わせる機運が乏しい。

CIMAは大田区大会後、吉野を相手に防衛し、「最後の砦」鷹木に明け渡す流れとみる。

舞台は年末の福岡国際大会と考えるが、はたして<博多は鷹木デビューの地である

なお、タニザキ・コントラ・タニザキとなったトライアングル戦は、

何とかホンモノの谷やんに勝ってほしい。

TTがタニザキの名前を失ってもダメージゼロだが、谷やんはそうはいかんからなあ。


  • toto予想

予想ついでに、繰り越し金狙いのノーマルtotoも語る。

札幌×大宮 1 誰が何を言おうと問答無用

鹿島×横浜M ランダム 3連敗中の横浜が不利と思うが、「引き分け力」があなどれぬ

仙台×神戸 1 今節は上位3強は順当に勝ちそうな

浦和×G大阪 1 16位はとことん苦しめ

磐田×新潟 1 17位もとことん苦しめ

FC東京×川崎 ランダム 「多摩川クラシコ」は予想不能

名古屋×広島 2 永井出場停止の名古屋は買えぬ

鳥栖×柏 2 トヨグバ欠場濃厚の鳥栖は買えぬ

松本×鳥取 ランダム J2ボトム4には要注意  

大分×栃木 2 PO圏をめざす栃木の執念が上回る

C大阪×清水 2 素直に順位通りに・その1

草津×山形 2 素直に順位通りに・その2

千葉×東京V ランダム PO圏同士の対戦は予想不能