ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

J1戦力分析/その1・柏

2020年01月29日 | サッカー
きょうはタイキャンプの仕上げとなる釜山とのTM。
昨季J2山口にいたDFドストン(ウズベキスタン代表)や
アジア選手権を先日制したばかりのU23代表選手2人が
所属しているが、出場するかな・・・

さて本日から、毎年恒例のJ1戦力分析に取りかかる。
第1弾はもちろん開幕戦の相手。2季ぶりの対戦となる。

【柏/2月22日15時・日立台】
監督:ネルシーニョ=続投
主なOUT
GK猿田(G大阪レ)DF上島(福岡レ)田上(新潟レ)
杉井(金沢レ)宮本(山形レ)橋口(岐阜)
MF菊地(福岡レ)手塚(横浜FCレ)田中(山口レ)
中川創(磐田)FW村田(山口レ)
主なIN
GKスンギュ(蔚山現代)DF高橋、三丸(いずれも鳥栖)
大南(磐田)北爪(横浜FC)MF仲間(岡山)戸嶋(新潟)
FW呉屋(G大阪)神谷(湘南)
主な新人
GK松本(東洋大)DF井出、FW細谷、鵜木(いずれも柏U18)

昨季25勝9分け8敗。やや勝ちあぐねた印象はあるが、勝ち点84で制覇。
得点はリーグ最多の85。失点はリーグ最少の33。
帰ってきた名将ネルシーニョの下で、盤石の強さを見せたと言える。
今季の目標はずばり「昇格即J1制覇」を遂げた2011年の再現だろう。
そう思わせる積極補強を進め、いきなり日韓代表の守護神をそろえた。
前線もオルンガやクリスティアーノ、「札幌キラー」の江坂や瀬川が残り、
呉屋や神谷といった他クラブがJ2に修行に出していたFW2人を獲得。
並の「昇格クラブ」と同一視したら、痛い目に遭うことは必至と考える。
開幕戦は、双方の戦力増強策のどちらが奏功したか、早くも試される。
柏の補強か。札幌の既存戦力育成か。

  • ACL
PO2戦の結果は、鹿島0対1メルボルンV FC東京2対0セレス・ネグロス
鹿島はJクラブ初のPO敗退の屈辱
PO当日に浦和がメルボルンVからトーマス・デンを引き抜いた一方で、
元浦和のナバウトに決勝点を奪われる皮肉。奈良さんには苦い初陣に。

さて、この鹿島敗退に伴い、札幌絡みの重要な変更点が二つ。
ひとつは5月の第15節アウエー鹿島戦の日程
22日(金)19時の可能性もあったが、23日(土)15時にほぼ確定
もうひとつはルヴァン杯のレギュレーション
昨季は4グループの1・2位がPOに進んだが、
今季はさらにグループ3位から成績上位の2クラブもPOに進める
<POで10クラブを5クラブに絞り、ACL出場3クラブと決勝Tに臨む
なお、ルヴァン杯はAグループから磐田が弾き出され、
鹿島川崎清水名古屋の顔ぶれに。
J2の戦いに専念できる点で磐田には朗報だろうが、
「隣の対戦相手」を失った清水名古屋には凶報か。