ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

選手往来2020

2020年01月13日 | コンサドーレ
リョースケ→ジョーかジョーイと空耳→ジョセフ・・・になったのかねえ。
飛行機移動が欠かせぬ札幌の選手には不吉な愛称だ<生涯に4度墜落

そんなヨタ話はさておき、キックオフも終わったので、
このオフの選手往来を語る。新加入3人とレンタル移籍1人を一気に。
97年7月30日生まれ。178センチ。68キロ。埼玉県小川町出身
ゴール前の仕掛けやドリブル突破が光るレフティのアタッカー。
プレースキックも高精度。戦術理解や状況判断も優れている。

Jリーガーを多く輩出したクマガヤSCの15期生
<ひとつ下の16期生にU23代表の松本泰志(広島)がいる
強豪の前橋育英高に進み、2年次の14年大会で準優勝を経験。
翌15年大会では8強に進み、大会優秀選手に選ばれた。
日大進学後は関東2部と都1部を往来する4年間を送ったが、
都1部だった18年の3年次の釧路合宿で札幌と練習試合。
その後の練習やキャンプへの参加を経て、昨年2月に内定を得た。
特別指定を受けた昨年はリーグ戦・カップ戦の計14戦に出場。
特に、5月のルヴァン杯・湘南戦で挙げたプロ初得点は、
結果的に札幌を大会準優勝に導く貴重なゴールにもなった。
加えて、ユニバーシアード・ナポリ大会の代表にも選ばれ、金メダル獲得。
新卒とはいえ、あの小野伸二も注目した好素材。今季も飛躍を期待する。
97年12月29日生まれ。177センチ。74キロ。札幌市手稲区出身
1対1に強く、ボール奪取能力が高い。集団に囲まれても前を向ける
関東大学サッカー界屈指のレフティ・ボランチ。

札幌のアカデミーでは、U12~U18の9年間を過ごし、
14年のクラブユース選手権では4強に進出。
しかし、トップには昇格できず、アカデミー育ちの選手を預かって
古巣に「放流」する手腕には定評がある筑波大に進学。
見事な「鮭」に成長した<同様の選手が今季は高嶺を含む4人
金子と同じく昨年のユニバ・ナポリ大会で金メダルを獲得。
しかし、大学4年間は決して順風満帆ではなく、左ヒザの炎症や
左腕の骨折などの故障と戦い続けた日々でもあった。
10番を背負って臨んだ昨年の大学選手権では、
ライバル明大との準々決勝で、先制のPK失敗という無念も味わった。
古巣でも10番宮澤やU18の先輩の荒野・深井との定位置争いが待つ。
大学4年間で経験した悔しさをバネに、一年目に挑んでほしい。
97年5月26日生まれ。183センチ。68キロ。大阪府出身
恵まれた体格と足元のスキルを備えて、
CBもこなす関西大学サッカー界屈指のボランチ。

G大阪のジュニアユース出身だが、ユースには上がれず、
履正社高で頭角を現して、大体大に進学した。
古巣を差し置いての獲得に、札幌の成長を実感したサポも多いのでは。
内定を得た後の活躍はめざましく、U22のトゥーロン国際大会の準優勝や
金子・高嶺らとユニバ・ナポリ大会の金メダル獲得に貢献。
また、E-1選手権のA代表にも選ばれ、
「加入前の新卒選手がA代表」という驚きの朗報を札幌サポに提供した。
現在はアジアU23選手権の代表だが、近日中に合流できることに
なお、「駿汰」の入力を間違えて検索すると、カープの遊撃手の弟が出るので注意を要する

続いて、去りゆく選手にはなむけの言葉。
「初めてのJ1」はリーグ戦・カップ戦合わせて19戦出場・無得点という
不本意な結果に終わった。ルヴァン杯8強入りがかかった
6月の磐田戦@厚別の「PK失敗でミシャ激怒」は、
「前線での岩崎の序列の低さ」を如実に示した出来事だったとみる。
U22代表では、それなりに結果を残していたが、「ほぼ国内組」の
アジアU23選手権の代表落選に、かなり危機感を抱いたと察する。
湘南ではとにかくゴールにこだわってほしい
山崎や野田が去った湘南のサポもそれを強く望んでいるだろう。

  • アジアU23選手権
日本1対2シリア メダル獲得どころか、連敗で予選グループ敗退。
菅とタナシュンのタイキャンプ合流は16日になりそうな。
消化試合と化した15日のカタール戦で2人を酷使したら承知しないぞ。
まあ、メンバー選考よりも、指揮官の選考を優先すべき事態になったが・・・
開催国枠が無かったら、五輪を逃していた、ということだからねえ。