ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

J1とJ3も考える

2016年07月08日 | サッカー

後半戦に向けた考察をJ1の残留争いとJ3の昇格争いでも試みる。

【J1】

昨季も記したJ1の残留条件は以下の通り。

  1. 勝ち点40以上&得失点差-10点台
  2. 総得点&総失点のブービー以下を回避
  3. 「白星なし=引き分けを挟んだ連敗」が二ケタは赤信号

昨季のJ1は勝ち点34の新潟までが残留。折り返しのボトム5は以下の通り。

  • 14位・柏(勝ち点18→最終45)
  • 15位・松本(勝ち点15→最終28・降格)
  • 16位・山形(勝ち点14→最終24・降格)
  • 17位・新潟(勝ち点14→最終34)
  • 18位・清水(勝ち点13→最終25・降格)

昨季もボトム5が降格3クラブを出した。09年から続いている

「前半戦の最下位は降格」というジンクスは清水でも破れなかった。

一方で、降格のボーダーラインは「勝ち点30」にまで下がった。

これを踏まえ、今季前半戦のボトム5をみる。

  • 14位・名古屋(勝ち点17)
  • 15位・鳥栖(勝ち点17)
  • 16位・湘南(勝ち点16)
  • 17位・甲府(勝ち点15)
  • 18位・福岡(勝ち点11)

前半戦わずか2勝。勝ち点が昨季の清水より少ない。

リーグ戦8戦未勝利の後、現在は6戦未勝利。ルヴァン杯もまだ続く。

降格ボーダーを「勝ち点30」とみても、最下位福岡は正直、赤信号だろう。

そして、今季も「オリジナル10」がボトム5に出現。

14位名古屋は、自身より下位の4クラブに2分け2敗と

例年おなじみの「中位力」を発揮できていないのが心配だ。

新人監督が、その監督の手腕を査定するGMまで兼任するという

クラブは組織として大丈夫なのか、と疑問に思っている。

いずれにせよ、今季も「勝ち点20の上積み」の成否が残留のカギか。

【J3】

折り返しの第15節を終えて、トップ5が混戦模様。

  1. 栃木(勝ち点30)
  2. 鹿児島*(勝ち点27)
  3. 大分(勝ち点26)
  4. 長野(勝ち点26)
  5. 富山*(勝ち点25)

*は地震や悪天候の影響で第5節を未消化。ともに8月13日に開催

5月まで無敗だった秋田が6月に3連敗と急失速。

J2ライセンス申請の見送りも重なり、再浮上は見込めないかも。

入れ替わるように、栃木が10戦無敗&6連勝と絶好調で首位に浮上した。

鹿児島大分といった上位陣と当たる7月を乗り切れば独走もあるかも。

元J2勢が目立つ中で、鹿児島長野がどれだけ粘れるか。

なお、鹿児島はJ2ライセンスを申請済み。認可の行方も注目される。


  • 欧州選手権

フランス2対0ドイツ 「マジノ線」突破ならず。開催国が決勝へ。

  • ホークス

オリックスを4対0で下して連勝。50勝に一番乗り。

先発・岩嵜が11年の「奪三振ゼロ完封」から5年ぶりの完封勝ち。

打線は金子千から4安打止まり。だが、序盤の内川3ラン&松田ソロが効いた。

  • ドラゲー後楽園大会

メーンの三軍対抗戦では、新ユニット「トライブ・ヴァンガード」の

YAMATOがドリーム王者の鷹木から3カウント。神戸の前哨戦を制した。

なお、夏のタッグリーグ戦に参戦する12組も発表。

Aブロックは現ツイン王者のススム&カゲトラ、マライサ、吉野&Tホーク、

山村&石田、土井&ブラザー、マリリンズ(マリア&リンダマン)の6組。

BブロックはYAMATO&ハルク、戸澤&清水、キッド&エイタ、

鷹木&kotoka、サイバー&問題龍、もっちー&中村の6組。

なお、エイタは新日本の「スーパーJカップ」1回戦でライガー戦が決定