虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

2020 私の決意

2020-01-02 | 塾長日記

2020上野塾

新年あけましておめでとうございます。私は塾教師になって37年という長き時間が経過しました。目の前のお子さんに対する思いは変わらず、日々教室現場で真正面から応援させていただいております。今年は還暦を迎えることになり、一旦は塾教場から身を引くつもりをしておりましたが、まだ私の身体の中でくすぶっている熾火(おきび)があったようです。今までとは違った立ち位置で、新しい2020年を塾長として歩む決意です。どうか宜しくお願い致します。上野塾は大手塾の進出、集団指導から個別指導へのニーズチェンジ、児童数の減少化等の要因から、昨年は上野塾のこれからの方向性を見定める時でもありました。これからの上野塾の進む道を、新年にあたり私の決意として記しておきます。

 

◇上野塾芥見校

2004年に私が独立して、最初に運営した教室です。塾生さん29名からスタートし、一時は125名まで在籍した上野塾の看板教室でしたが、今春を以って閉校することにいたします。前述のように大手塾の進出で今年の中3生が卒業すると在籍数は21名となり、運営することが出来なくなりました。教室長の西国原も精一杯教室運営を行ってくれましたが、経営が成り立ちませんのでやむを得ません。12月1日に現在中2以下の親御様と塾生さんに、芥見校閉校説明会を行いました。その中で、大切なお子さんを『上野塾に任せられるか、託せる塾か』をご判断していただいた上で、関校への移籍をご検討いただく御案内を致しました。中3生は3月の公立高校入試・発表まで応援させていただきます。中2以下の学年と高校生は2月4週授業(2/22)を以って、上野塾の授業を終了させていただきます。この書面を借りて今までのお礼と感謝を申し上げます。本当に芥見地域の皆さんにお世話になりました。ありがとうございました。上野塾芥見校から巣立っていったお子さんは274名になります。訪ねて来る場所をなくすことになります。申し訳ない気持ちです。本当にすみません。閉校日まで、気を引き締めて教室授業を行います。高校入試が終わった3月11日に中3生たちと我々職員で、思い出が一杯詰まった教室の大掃除を行う予定です。

 

◇上野塾本校 ⇒ 上野塾高富校

 

本校は私の実家です。上野塾原点です。本校の黒板と机は、私の師匠である坪井義幸氏から引き継いだものです。私にお金がない時に「この黒板と机を貸してください。地元の子どもたちに真心込めて勉強を教えます」と話すと、坪井義幸氏(坪井氏は42歳の若さで他界されました)の奥様が、「持っていきなさい。主人も上野先生に使ってもらいたがっていますよ」と仰っていただけました。上野塾の心が宿っている教室です。これからも大切にします。しかしながらこの教室は老朽化進み、床が傾き、隙間風も吹き込みます。雨の日は床に水が染みてきます。修理をする時期がきましたので、それを今年行います。しばらく教室が使えません。通っていただけている塾生さんの為にも、塾をお休みすることは出来ませんので、山県市高富に「上野塾高富校」を開校することに致しました。4月から本校の塾生さんは「上野塾高富校」で勉強していただくことにいたします。詳しくは1月の新年度総会でお話しいたします。場所が変わることによってご迷惑をお掛けする点は、きちんと対応させていただきます。どうかご理解をいただけますようお願い致します。

本校は2021年「上野義塾本校」として、英語・数学を指導する寺子屋塾へと変えて行きます。今まで通りの高校進学指導は「高富校」で、英語と数学の補完指導は「義塾本校」が担うことになります。

 

◇上野塾関校

教室長である亀山を中心に今年も関校を運営します。今春の上野塾関校の新年度チラシは亀山が作りました。勢いのある良いチラシです。関校は上野塾で最も安定した教室に成長しました。これからも今まで以上に亀山カラーを出して、地域密着の上野塾関校を成長させて行きます。亀山さん、あなたの成長が、関校の成長に繋がります。更に高みを目指す教室に進化させて行きなさい。

 

◇上野塾西郷校

 

本年より上野塾西郷校を「上野義塾西郷校」に屋号を変更し、私自身が教室長を担います。私の決意と覚悟を開校チラシに綴りました。その文面を紹介します。

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西郷の地で上野塾がお世話になるようになって、丸7年が経過します。西郷校から巣立っていった生徒さんの数は122名を数え、西郷校1期生は今年大学4年生になります。この西郷校には、多くの笑いや涙が刻み込まれています。今春、「上野塾西郷校」は、「上野義塾西郷校」と名前を変え、新規開校致します。もっともっと地域に根ざし、必要とされる塾へと成長させたい思いから、塾名に私の名前の一文字「義」を加えました。私が創り上げたい「上野義塾」とは・・・。

 

◆地域の子ども達が「笑顔で、楽しく」通ってくれる塾。
◆根気のある子どもへと育む塾。夢を持つことの大切さを伝える塾。
◆子どもたちに小さな成功体験の積み重ねを体感させる塾。
◆真心を込め、丁寧に、思い遣りのある塾。
◆一斉集団指導と個別指導の融合で、勉強がわかるようになる塾。
◆義塾の教室長は上野。私がすべての責任を担い、満足度を高めます。

今まで行ってきた進学道場としての受験指導の上野塾から、この上野義塾は、「より個に特化し、一人ひとりの個性を伸ばし、親御さん目線で一緒に伴走する塾」です。私は上野義塾を開校するにあたり、もう一度塾人としての原点に立つ決意です。私は、喜怒哀楽満載のわかりやすい授業を行います。子どもが大人へと成長する中で、心の成長の見守りと応援をさせていただきます。「なぜ勉強することが大切なのか」や「小さな成功体験の積み重ね」、「親への感謝とその思い」・・・今まで自分が体感し、経験してきたことを、『一人ひとりの心の振子の振れ幅』に合わせて、私の考えを伝えていきたいと思います。今だからこそ、この歳になったからこそ出来得る子どもたちとの距離感とスタンス。これを大切にします。

 

2020年4月より、以下の部門配置で塾生さん、親御様を応援させていただきます。 

株式会社 上野塾

部門

進学道場

義塾教場

教室

◇上野塾関校(教室長:亀山)

◇上野塾高富校(教室長;加藤)

※関校が進学道場本部

◇上野義塾西郷校(教室長:上野)

◇上野義塾本校・・・2020は教場休校

※西郷校が義塾教場本部

責任者

西国原克也

上野義行

Hot line
address

nishi0529@docomo.ne.jp

ueno1009@ezweb.ne.jp

スタッフ

北島章隆

亀山英典

加藤 純

黒田みどり

嶋津 陸

 

 

2020の挑戦 〜これからの20年を生き抜くために〜

◇自身の完成形となる「上野義塾」を育む。

◇仲間たちの「これから」を見届ける。

◇築70年の「古民家再生」を果たし、自身の夢空間と時間を作る。

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