虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

やり抜く、やり切る、やり通す

2022-02-27 | 塾長日記
子どもたちは、好むと好まざるに関わらず、小学校と中学校は地域校区内の学校に通うことになります。義務教育を終える15歳までは、私立中学を除けば大半が敷かれたレールの上を歩むわけです。その先は、自身の目標や夢がある者は、それに近づくための高校や大学、専門学校への道を歩むことになります。夢が定まっていない者は、決断時に少しでも多くの選択肢が持てるようにと目の前の勉強に集中して高位置に自分を位置付けしてほしいです。しかし、目の前の勉強に対して、右肩上がりで成長を続ける者ばかりではありません。失速したり、目標を見失ったり、心が揺れ動たりすることは大なり小なり誰もが経験することです。それが生身の人間とも言えます。

自身の受験校に志願書を提出し、自分の受験校の変更前締切の倍率を見ます。今年の岐阜北高校の変更前の倍率が1.34倍。定員360人に志願者が483名。なんと123名の定員オーバー。人気校は近年このような数値が出るようになりました。変更期間を経て最終的に104名の定員オーバーになりましたが、100名を超える状況は何があってもおかしくない状況です。合否の鍵は、試験当日のすべての僅差、微差の戦いとなることが予想できます。定員割れしている高校もあります。こういった高校の志願者は全員合格できるかと言えば、「絶対大丈夫」とは言えません。過去には定員割れでも不合格になった事例を塾仲間から聞いたことがあります。どちらにせよ、選抜試験なので、右への道と左への道との分岐点を迎えます。

「自分だけが不本意な道になってしまったら・・・」と、色々な思いが頭を過ぎかもしれません。今日は2月27日。入試本番まで4日。2月は日曜日に教室を開放して学習会を運営してきました。今日は岐阜県公立入試そっくりテストを実施しています。今は、一心不乱に「やり抜く、やり切る、やり通す」だけです。
そんな思いを発信しながら15歳の受験生を見守っています。




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