虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

東京からのお問い合わせ

2011-04-08 | 塾長日記
東京の受験生のお母様からの上野塾へのお問い合わせをいただきました。

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□□様

はじめまして、上野義行と申します。
今回は私共のHPにお問い合わせいただき、ありがとうございました。

田舎の小さな学習塾です。
東京のような大都会の方からお問い合わせいただくことなど
夢にも思っておりませんでした。
本当にこんな小さな上野塾に興味を持っていただき感謝申し上げます。

岐阜県の入試制度は2月に特色化選抜(検査A・検査B)があります。
検査Aは国語(60点)・社会(60点)・英語(30点)を1時間で試験。
検査Bは数学(60点)・理科(60点)・英語(30点)を1時間で試験。
この合計点と内申書で合否が決まる入試があります。

この特色化選抜制度は何度も変遷を繰り返し、
今の受験者50%合格の形式になったのが2年前のことです。
この試験制度は受験生の心を大きく揺さぶるものであります。
特色化選抜で合格した者が2月の段階で学校のクラスに約半数が存在します。
合格した者は浮かれた気持ちにどうしてもなります。
一方3月に一般入試に再チャレンジする者は断崖絶壁の局面を迎えます。
どうしても15歳の小さな心は大きく揺れ動きます。

私たちは中3受験期に塾生の一致団結を誓います。
特色化選抜で合格した者も一般選抜に挑む者と
一緒に最後まで走る結束力を重んじます。
上野塾は特色化選抜を合格した塾生が2月末で辞めて行く生徒は皆無です。
みんなで合格を勝ち取る導きをする人の心を大切にする塾です。



3月に一般選抜が行われます。
5教科500点満点の昔から行われているレベルの選抜試験が行われます。
お母様が岐阜県のご出身ならばご自身が経験された試験レベルです。
今の教育現場は個人の尊重を重視するあまり、
十分な進学相談もなされないまま受験校を決定していくことがあります。
故に受験者が特定の高校に集中し、学校によって受験倍率の格差が拡大します。
今年の受験でも自分の志望校を変えて、
ランク下高校に願書を出そうとしている事例がありました。
私はストップをかけました。ご自宅まで行って、
ご両親のお考えを聞いた上で私の考えを伝えました。
結果、本来の自分自身の志望校=私の提案する高校を受験し、
見事合格を果たしてくれました。
ひとりひとりを本気に見て行く塾です。
これには自信を持っています。

岐阜県の入試制度も過渡期に来ています。
今年度大きな変革があるかも知れません。
特色化選抜入試の是非が問われているのが現状です。
新しい方向性が出たらお知らせいたします。

夏期講習のご案内は5月末に完成しますので
出来上がり次第お送りさせていただきます。
このあと昨年の夏期講習資料と岐阜県の高校進学資料、
上野塾要項、今春の総合チラシを郵便でお送りいたします。

数ある塾のなかで、この上野塾にお問い合わせいただけましたことに
重ねてお礼申し上げます。ありがとうございます。

昨日も大きな地震がありました。
季節の変わり目でもあります。
お身体にご留意くださいませ。

                         上野塾  塾長 上野義行
コメント
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