虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

塾の決め手は何ですか? part3

2008-05-16 | 塾長日記
5月新入塾の保護者様からこんなお手紙をいただいた。
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営利を目的とだけするような塾の「におい」がしなかった。親は「わが子」だけしか見えません。本来はそれではいけないのですが、『わが子が一番』は本心です。
初めて説明を受けに行った時、大切なわが子を温かく迎えていただけたこと、熱意のある話等々・・・。
上野塾さんにお世話になることはある意味「直感」だったかもしれません。
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本当にありがたいお手紙をいただきました。私自身も塾のパンフレットに次のように綴っています。

親にとって我が子は「宝者」です。だからと言ってぬるま湯に浸るような人生にさせたくありません。人から頼りにされる人、又、人を頼った時に支えてもらえる、可愛がられる人へと成長して欲しいと思うのが親心ではないでしょうか。

これは私も子を持つ親となって体感したことです。教室の中では全員が私の子どもと思って本気に接しています。昨日の本校授業では取り組みの甘い中1生に対して本気の『激』が飛びました。周りの生徒もこの私の本気さに涙する厳しいものでした。授業が終わる前に子ども達に何故先生がこんなに本気になるのかを話してやりました。

「先生はみんなに強い子になって欲しい。目の前に大きな壁が立ち塞がった時に逃げない強い意志と実行力を持ち備える人になって欲しい。諦めるのは簡単なこと。でもまた同じ壁に遭遇する。またその時逃げるのか?そんな逃げの生き方で自分の夢や希望が近づいてくるか?先生はみんなのことを自分の子どもだと思っているよ。夢を実現できる強い子になって欲しいよ。決して逃げない子になって欲しいよ。それが先生がここで塾をやっている最も大切にしていることなんだよ・・・」と語り口調で話してやりました。

子ども達はみんな私の方を見て、また目に一杯涙を溜めて、流れる涙も拭おうともせずじっと私を見ていた。強くなれ、私の子どもは自分に厳しく強いはずだよ。いつまでもしっかり見ているから。

コメント
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