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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



平成中村座に行って来ましたなり〜







今日はちー太郎さんと浅草でお肉ランチ&パフェをした後、平成中村座に行って来ました。
↑この話はまた後日。本当にヤバいくらい食べてしもうた。
去年名古屋城での平成中村座には昼夜2回行ったんだけど、実はあまりいい思い出がなくてねー。
平場の松席は、座椅子から座布団(薄い!)が滑るし、足は伸ばせない、正座もしちゃいけない、とかなりシンドイ席だったのよ。
おまけにめっちゃ体調が悪い時だったから、「もう二度とないな」と思ってたんだけどねぇ。
歌舞伎座に行くついでにせっかくだから、チケット取っちゃった。
ふふふ、せっかくさんの悪い癖。(笑
席は所謂ドブ席の1列目だったの。
もしかせんでも、花道で舞台が見切れちゃうんじゃない?
もしかせんでもじゃなくて、確実に見切れるな。
これはマズイかも〜。
とチケットを取ってから、ずっと後悔してたの。
一応座布団が2枚重ねてあったんだけど、実際見て観てみたら、やっぱり見切れます。
↑お尻の痛みからも解放されました。
でも、このドブ席、1列に1席しかないの。
コレ、どういうことかと言うと、前にも横にも人がいないってことなのよ。
座ってみて気が付いたんだけど、ストレスがないよね。
昔の芝居小屋の雰囲気も含めての平成中村座だからさぁ、前後も横もめっちゃ狭いのよ。
この狭さ、思いの外ストレスになるんだよ。
だから、前にも横にも人がいないというのは、全くストレスを感じずに芝居に集中出来るのよね。
こんな感じで足を伸ばしてました。
↑一番前だから幕間に人通りもないのよ。
この自由さ、見切れるくらいなんともないよ。
こういう小屋での観劇は、本当に席次第だと思った。
だって、今日はめっちゃ楽しかったもん。

さて、演目ね。
「弥栄芝居賑」「舞鶴五條橋」「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」
二幕目の弥栄芝居賑はねぇ、劇中口上、全出演者の挨拶って感じなのかな。
舞台に中村座のセットがあり、小屋主の設定の中村兄弟と息子ちゃん達、扇雀さん、鶴松君、芝翫さんが並んで口上。
その他の方が女伊達、男伊達に扮して、花道から自分の名前にかけて、それぞれが挨拶をされます。
挨拶が終わった後は、芝居が始まりますという体で、スクリーンに勘三郎さんのダイジェストが映し出されていくの。
あそこにいたおばちゃん達は、みんな切なかった思うわ。
やっぱり早かったわよねー。
ようやくやりたいことが出来る年齢になって来たところで、だもん。
しみじみ、今を生きなきゃダメね。
二幕目は、初めて観る「舞鶴五條橋」。
牛若丸が母巴御前と親子の思いを情感たっぷりに踊り、また弁慶を家来にするくだりまでを描く舞踊劇だったわ。
今日、ファミリーの特番でもたぶんそのシーンが流れた思うけど、勘太郎君が頑張ってるのよ。
↑私はまだ見てない。姉が途中まで見てて教えてくれた。
上手とかはまだわかんないけど、お客さんに見せてもいいくらいには仕上がってるの。
弁慶役のお父さんとの殺陣は、リズムもいいしお見事よ。
めっちゃ疲れてたから途中で寝ちゃうかもと思ったけど、全然大丈夫でした。
って!毎日睡魔との戦いなのかよ!
ハハハ。
三幕目は、「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」
これは何度も観てるんだけど、こんなにおかる(七之助)と平右衛門(勘九郎)に焦点当ててたっけ?
という内容でした。
私の記憶では、由良助が主役で、九太夫ももっと出番があって嫌らしい場面があったと思ったんだけどなぁ。
今まで観たものとは随分違ってました。
しかし、どれも小屋に合った演目で、皆さんの動きもキレキレだったし、今日もよかったよ。
私、中村屋兄弟、好きだわ〜。
あー、面白かった。
ええ気分で浅草寺を後にしましたわ。
↑名古屋ではあったカーテンコール、今回はなかった。



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