先週水曜日、家の前で2猫にいたぶられていたアカショウビンの幼鳥を保護しました
前日の夜から激しく咳き込み出し、一晩中寝ないで咳をしていたライトを病院に連れて行こうと玄関を出ると・・
「ギャッギャーッギャギャギャッ」というものすごい鳴き声をあげながら向かいのアパートの階段下に怪我をしたらしき鳥が逃げ込んで行くのと、それを追いかける『さくら猫×2 by ヤザワ』の現場でした
「コラッ パパもお兄ちゃんも鳥襲っちゃダメ」と近づくと、2猫は私にスリスリしてきてライトに挨拶をしたのでした。
階段の下を覗き込むと:クチバシを開けて全身を波打たせて片羽を広げてる鳥が、コンクリの壁を背に、階段の隅に。
「あ〜・・襲われて怪我して飛べないんだ。。このままにはしておけないから保護しないと。しかしどうやって」と困りましたが、階段横の花壇スペースに転がっていた空のプラスチック植木鉢があったので、とりあえずそれで階段の角にいる鳥を隠して、家に戻って洗濯ネットとペットキャリーバッグを取ってきました。猫はライトと遊んでいるのでライトに任せて
最初、植木鉢に入れようと、そのへんにあった棒で突いて誘導しようとすると、怒って棒を突いて反撃してくるので、鳥の顔を見ながら:
「怪我して飛べないんでしょ?このままここに居たら猫に殺されちゃうから、これに入って。病院に行こう。今から病院に行くところだったから連れて行ってあげる。入りなさい。痛いんでしょう?」と話しかけたら、植木鉢に入ったのでした。
そのまま静かなので、自分が階段に頭をぶつけないようにして植木鉢の上から洗濯ネットをかけてチャックをし、その植木鉢をキャリバーッグに入れて保護完了。20分ほどでした。
行きつけの機器が揃ってる三原ペットクリニックは休診日だったので、宜野湾のケルビム動物病院 へ。受付で「犬と野生の鳥を保護して・・」と言うと:
「鳥ですか・・ちょっと待って下さい」と言われ、獣医さんが出て来て「どんな鳥ですか?」と洗濯ネット越しに植木鉢の中を覗き込むと・・・
「これはアカショウビンですよ! 希少種です。これは〜・・ウチではなくて、うるま市のながみね先生がいいです。ヤンバルクイナも診てる先生ですから」と、ながみねどうぶつクリニックにも行くことになったのでした
午前中はライトの診察だけで終わり。ながみね先生のところも昼休みにかかってしまったので、どこか犬(とキャリーに入った鳥)も入れるお店でランチをして午後の診察にうるま市に行くことに。
喘息持ちだったのか、フィラリアが心臓にとワナワナして2人とも徹夜で朝イチの診察に向かうはずが、アカショウビンの保護でちょっと遅れたら40分ほど待つことに。
待合室にはネズミ・サイズの生後2週間の猫の赤ちゃんもいましたよ。視線が合わないけどぼんやりとは見えてるらしい。
ちっちゃ!
「夕べから咳が止まらなくて徹夜なんです」と訴えたライトは、車に乗った途端に咳が止まり、診察中も咳をしなかったのでした
聴診器を当てた先生は:「んー。フィラリアはいなそうです。フィラリアは普通右に巣食うので。ただ、フィラリアが過去にプラスだと、虫がいた時に心臓の弁膜を傷められてるんです。それが加齢で、血がうまく回らなくなって水が肺に溜まっていくんです。左側に不整脈もありますね」
という診断で、「これからずーっと心臓の薬を飲んでコントロールしていく」という方針を聞いて、ホメオパシーでまず治療してみることを伝えてライトの診察は終了したのでした。原因が加齢による心臓ならホメオパシーが効くはず。フィラリアなら手術しかないけど、心臓が悪いなら麻酔は使えないし、フィラリアでなくてともかく良かったです。フィラリアの薬はレボリューションで点薬してるなら、フィラリア自体はもういないでしょうねと先生も言ってたし。
北谷のアメリカン・ヴィレッジのTamie'sのテラスが犬オッケーだったはずと思い出して、Tamie'sに行ったら、久しぶりにオーナーの民さんにも会えたのでした。
「先週、大地と繋がってるオペラ歌手の歌と三線のコンサートを首里城で聞いて、すごく良かった」とか、「〜〜(なんちゃら波動療法)の先生のイヴェントをするの」というスピリチュアル満載の話をキラキラとされてクラクラとしたのでした。。
自分はクラシックの音楽家なので、そもそもアコースティック楽器の音楽は「ヒーリング」とか謳わなくても、癒したり励ましたり覚醒させるものなので、ことさらに「ヒーリング」というのは商売臭がプンプンとして嫌悪感を感じる。だいたい下手くそなヤツがやるんだよ、ヒーリング・ミュージックって。
というようなことを、ヴィーガン・フィッシュ・バーガーを「美味し〜い」と食べながら民さんに語ったのでした。言わなかったけど、スピっぽく言えば:音楽って天空とか宇宙と繋がるもので、「大地と繋がる」と聞いただけで下手に決まってる。飛べないんだよ、アハハ までホントは言いたかったけど。
下手なので「ヒーリング」とかスピリチュアルで誤魔化そうという自称ミュージシャンが多すぎる。余計なこと考えてないで練習しろって。音楽って体育会系なんだよ 舐めてんじゃねえよと、沖縄に来てヴィーガン系フェスに行くとうんざりすることが多くて。他で演奏させてもらえなく下手だから来てる。みたいな。そういうフェスで売ってるヘンプの服とかもコーヒーの麻袋みたいだしね。。
カフェはヒプノセラピストとか類友系の女子、米軍関係者か台湾の素食ツーリストで賑わっています。食材もオーガニックで安心。テラスは犬もオッケー。頻繁にスピ系女子会イヴェントも開催されているようで、その一点だけが私にはどうしても馴染めないのでした。まあ参加しなきゃ済むだけなので別にいんだけど。
どうして女はスピとか占いが好きなのか
というのは同性ながらヤザワの長年の疑問。そして勉強が出来ても思索的じゃない。
全ての女性に読んで欲しいと最近思った本。亡くなってから読んだんですが、友人たちの追悼文が素晴らしく、このように語られる著者の本を是非読まなくては。と思ってここ最近、読みました
僕は君たちに武器を配りたい | |
瀧本 哲史 | |
講談社 |
君に友だちはいらない | |
瀧本 哲史 | |
講談社 |
まあな。もともと東大出身だしなと思わずカーストが根付く前に目覚めましょう
なんてことをランチで感じつつ、午後イチの診察にうるま市のながみねどうぶつクリニックへ
こちらのクリニックでは、ボランティアで野鳥保護と放鳥をしておられます。ヤザワの保護したアカショウビンは今年生まれた若い鳥で、胸に幼鳥の模様入り綿毛があるでしょう、成鳥になるとこれが抜けて模様はなくなるんです、と教えてくれました。
安心してるのか体力ないのか
後ろ羽がキレイなんですよ〜と
不整脈が出てるそうで、すぐ治療開始して、間に合えば放鳥して越冬地に行けるようにしたいと仰ってくれました。受付にある「野鳥募金」に募金をしてきました。
ちなみに怒ってなければこんな声らしい
2010 アカショウビン 鳴き声2.avi
ライトは早速、金曜日にホメオパシーのセッションを受けて、レメディを処方してもらいましたが・・・
台風19号で静岡からの発送が遅れています。到着までは手持ちのレメディで心臓と肺に効くものを投与してますが、ほぼ咳は止まりました
今回の台風では:浸水予想10mの葛飾区に住む弟一家も避難はしたそうですが、なんとか堤防決壊は免れて浸水せず無事だったようです。濁流の映像が流れた箱根で独居の父も無事。しかしみんな危機一髪だったわけで、これで家が流されてもローンは流れないしで、今回はたまたまラッキーだった、被災したかもしれないと思うと心底ゾッとしました。。
まだオリンピックやりたいと思う
小麦アレルギーを発症して小麦を全て断ったらドライアイも治ってました。結膜炎もアレルギーの炎症だったようです。
今ではアナフィキラシーも起こさないので、たまーにクッキーとか食べると、テキメンに眼が乾いてシバシバします。それでまたグルテンフリーにしてます。目薬は使ってません。いろいろ隠れ原因があるのでアレルギーテストというのも一考かもです。
あと私はあまりスマホを見ないです。パソコンはよく見るので眼筋トレーニングは思い出した時にしてます。最近、ずーっと忘れてました。。今日はしよう!思い出させてくれてありがとうございます!