ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

夏休みらしい映画

2022年09月06日 | 世の中のこと
先月終わりに夏休みらしい映画を2本観ました。桜坂劇場の戦争映画週間の続き、「島守の塔」と「Jurassic World」
 
 
「島守の塔」は邦画では予算のある映画だったのでしょう。ハリウッド風な映画音楽もついて、出演者もそれなりに名前の知れた俳優。
 
戦争映画は記録を残すことに意義があるから、このように分かりやすい邦画の大作があるのは良いことだと思う。ただ、前に観た「野火」と「乙女たちの沖縄戦〜白梅学徒の記録」に比べると、予算があるが故のなんというか・・
 
まず、主役の知事役が食糧難のはずなのに、肉付きが良かった。「野火」の役者はみんな役作りで落としてた感じなので。なんかオペラの「椿姫」が肺病で死ぬのに歌手がふっくらしてて大声でアリア歌う。みたいな違和感というか。
 
女子の出演者も本土の顔なのに、誇張された沖縄のアクセントで話すと言うのも違和感があったな。元「白梅学徒」のおばあさま達は標準語でしたよ。だいたい色白だし。昔のハリウッド映画がクレオパトラ役に白人のエリザベス・テイラーを起用するような感覚を感じたんですよ。
 
そして音楽。急にオーケストラ(DTMかもしれない)の音が入ってきて、まあシーンに合わせた盛り上げ仕様ではあるのだが・・安っぽく感じてしまう自分はひねくれてるんでしょか
エンディングも沖縄民謡で歌ナシでフツーに三線だけでいいと思ったんですがね。まあグアムでもハワイでもオーケストラはありますけどね。今は沖縄にも。ただ戦争映画なんだから時代考証して衣装と音楽も合わせて欲しかったというか。せっかく予算あるなら。
 
 
「島守の塔」本予告 2022年7月22日公開!
 
 
「アメリカ兵は降伏した民間人をむやみに殺さない」と言い切る知事ですが、他の島では惨殺もされています。基本、人権意識の高い兵隊は使えないでしょ。そういう使命なんだから
 
元白梅学徒のおばあさまのインタビューでも語られてたように、自分たちが殺される側にならないと「敵に勝つぞ」と勇ましく団結してしまうんですね。
 
特に日本人は集団意識を大事にするし。文化的にも着物にに象徴されるように、同じ形で素材によって格付けするし、現代でも正装なら女性は体型もタオルで補正してクローンのように集団の美を体現してる。言葉も同じ意味で敬語や言い回しがあって、相手の格によって使い分ける。上下関係がここまで徹底してる文化も珍しいと思う。
 
 
まあだから洗脳しやすい民族なんだろうなーと最近は納得することが多いですね。まじめな人間ほど騙されやすいというのは悲しい現実。

 
まあこれは相手が悪かったとは思います
 
2019年4月に急に思う所あって後半、カルトについても書いてるブログ
 
 
 
そして5月からずーーーーっと楽しみにしてたジュラシック・ワールド
 
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』新予告映像<7月29日(金)全国公開>
 
 
楽しかった
 
まあ「モンサントの不自然な食べ物」とか陰謀論とか色々観て読んでますから、「奴らの予告ムービー」とは思うんですが、エンターテイメントとしての完成度はやはり凄い。色々知ってても楽しめました
 
Appleの本社にクリソツな研究所に、現在のCEOにこれまたクリソツな研究所の所長
もしかしてデビル・ゲイツより悪人なのかななんて思わされますよね。
 
影響も凄い 観てなければ逃げないと思う。ディズニーのミッキーと変わらないでしょ
 
 
 
 
どこまでも「陰謀論」であって欲しいんですけどね
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