ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

3rd Wave Coffeeを飲みつつ雑感「まーさん映画祭2016」

2016年05月23日 | グルメ


今話題のサードウェーブ・コーヒーとは?

より画像転載

 エスプレッソや深めのフレンチ・ローストを経て、コーヒーのトレンドは浅炒りで豆本来の香りを楽しむドリップ・コーヒーが主体らしい。


限りなく・紅茶のように気品高く香り豊かなケニア。とかを飲んでます

本来はドリップだとアロマをより感じられるそうだけど、エスプレッソでも飲んでみれば、これはこれで・かなーり美味しい

去年の「まーさん映画祭」でA Film About Coffeeを観て以来、豆はスペシャリティ、でも深め(ロースト)でエスプレッソとかソイ・ラテで飲むのが好きだったのが、今年になってから徐々に豆も浅炒り志向になってきたの。


今年の:「まーさん映画祭」では:「みつばちの大地」が3作の中では群を抜いて素晴らしい作品でした。ドキュメンタリーで最新の映像技術

虫というミクロな世界がここまで撮れる世の中になったのかという驚きの映像美でありました。

水中を高速で泳ぐペンギンの映像を初めて観た時のような新鮮さ。CGではないだけに、本当に驚いて感動しました


ハチの世界でも遺伝子組み換え(改良種)を人間がした結果、病気に弱いハチになってしまったり、農薬問題やら、ハチを通して色んなことが分かってくるソフトなアプローチの環境問題映画。ショッキングでもなく、インテリジェンスと愛のある映画でした。映像技術の進歩も驚いたけど、ハチを改良して「人間を刺さない蜂」を作って家畜化しているというのも初めて知ったし、大画面でハチを観てるうちに、「キレイな生物だな。目もツブラで大きいし。ストライプも虎みたいでカッコいい」と思えてきて。ハチなんて刺されるから怖いしキモいと思ってたのがね。


まぁでも「ハチの逆襲」じゃないけど、人間を襲う改良種も出現したらしい。病気に強くてハチミツをいっぱい作るハチに改良してたら凶暴化したそう。なかなか上手くはいかないよね。人間でもそうじゃん

 

ずっと「働き蜂」はオスだと思ってたんですが、働き蜂は全員メスで、オスはごくごくわずかで、それは働かずに「種付け蜂」として大切に育てられて、役目が終わると死んで、果たさないと殺されるという宿命ということも初めて知ったのでした。蜂の世界はアマゾネスだったんですね~


中国で毛沢東時代、穀物を食べる害鳥としてスズメを大量殺戮して絶滅させてしまったら・結果・害虫が大量発生してしまい・その駆除に大量に農薬散布をしたら、今度はミツバチが絶滅してしまったため、人間が綿棒とかブラシみたいなもので手作業で花粉を受粉させて果物とかを作っているという・目が点 になるような農場も見ました。ハシゴに上ったりして。確かにこれじゃ食糧危機は目前だ

それにしても仕事がハチの代わりというのは・一体どういう「人」生なんだ

しかもハチよりずっと効率悪いし


と・思うような場面は:「バナナの逆襲」にもありました。

こちらは低予算ながらハリウッドの法廷映画のような臨床感。実際の裁判の映像だからね。今回は1話だけだったけど、続けて2話も観たかったな~

エンディングの編集がセンス良くて・エンディングだけでも観たいくらい

シリアスな映画だけど最後のエンディングでユーモアが炸裂


ヤザワ的に:目からウロコが落ちるような場面がありました。

「素朴で貧しく、子どもを持つという人生最大の楽しみを奪われ、大家族で暮らすという生活が出来なくなり、独りで暮らさざるを得なくなり、赤ん坊に指をギュッと握られるという喜びを奪われ、人生を狂わされた人たちに対する責任を考えなくてはならない」と弁護士がドール社と陪審員に向かって訴えるシーンがあったんです。

「そうか。子どもを持つというのは、義務とか責任ではなく、楽しみであったのか」ということが初めて分かりました。


犬ネコだって「最後までキチンと責任を持って飼うこと」が出来ないヒトだらけの世の中で、よく子どもとか持つ気になるよなースゴいよなーグレたりバカでも処分するわけにいかないんだよ?しかも食うし!大型犬どこじゃないよ?服も着るし!教育もしなくちゃだし!それが最短で15年で、大学まで出せば22年もかかるんだよ?

と・ずっと思っていたので、「楽しみ」のために子どもを持つ。という視点がまるでなかった。これも親の教育の賜物。観て良かったです大変・勉強になりました。


沖縄では「子どもの貧困問題」というのが時々、地元新聞でも取り上げられて、ナゼ・貧困になると分かっていながら3人も4人も子どもを作るのかというのはずっと疑問ながら、本人にその意図を聞くワケにもいかず、謎として放置してあったんですが、分かったような気がします。東京だと子どもを2人以上持つのは富裕層だし、結婚も子どもを持つことも贅沢な感覚があるから、これまで理解できなかったんです。


寝てると・アガタが枕元に来て、私の顔にそーっと手を置いて、喉を鳴らすんです

その肉球の臭いをちょっと嗅いだり(足の裏の臭いなんだけど)するのは嬉しい

私の掌の上にアガタが自分の手を乗せて、軽く丸めて握ったりもするんですよ

「このコ、握手してる?」と思って顔を見ると、目を細めて喉を鳴らすの

激カワ と思うことを人間の赤ん坊もしてたわけですね。育っちゃうと生意気だったり憎たらしくなったりするからね

赤ん坊は魔性なのか。それで「もう1人くらいなんとかなるさー」と思うのかな?東京だと住環境がすでにムリなので諦めるけど。


ありあまるごちそう

も、自分的にひっかかるところがあった。

工業生産品として誕生させられる鶏のヒナが、初めて作業員を見た時に:「ママ 」という顔をしたのを見逃さなかったです。鳥なので初めて見る動くものを親だと思う習性。オスは分別されてシュレッダーにかけられて殺されるというのにね

産まれてすぐ殺される運命。それでも生かされて身動き出来ずに卵を産まされたり肉にするために生かされるよりはマシなのか。。


ヴェジタリアンになって丸3年経ちましたが、「食べ物で性格と運命は作られる」を実感しています。ヴェジタリアンは環境問題や人権問題に取り組む人が多いし、そもそもそのためにヴェジになったという人が欧米ではほとんど。自分の健康のためにヴェジになったヤザワですら、環境問題と人権問題に敏感になりました。徐々に性格も変わっていくんです。受験勉強や仕事で歪んだ性格が、本来の気質であるべき明るく建設的な性格に修正されていくの。嫉妬心がほぼ消滅し、生きるのがラクになりました。全身ブランドで固めた人がいても盗み見たり妬ましく思わない(笑)。ステキねと似合ってれば素直に褒められる。ここ1年ほどでアルコールも減ってきたし、コーヒーも浅入りに変わって、しかも飲まない日もあったり。正しい方向に向かってる気がする。

目に入ってくる情報も、肉を食べている時では見過ごすようなことが多い。

他の命を潰して生きているうちは分からない。最大の興味は:自分が潰されないことだから。環境どこじゃないし少しでも他人(身の回りの知人)より抜きん出たいし、オレ・アタシ話を聞かせる・ちょっとバカにしてる友人が数名いれば満足。自分よりデキるとバカにされてるような被害妄想的な感覚になりがち。肉を食べるとドーパミンが出るから、そのアップダウンで精神が不安定になるんです。


少しづつでも動物性(肉、魚介類、乳製品、卵)の摂取を避け、植物性タンパク質の摂り方を調べたりヴェジ料理にシフトしていくと、120歳まで生きたいと思えるようになります。東京の友達で120歳まで生きたいと思ってる人が1人もいないのではないかと心配なんです。沖縄ではヤザワもヴェジの知人のほとんどが120歳まで生きるつもりだから。こうなると貧困問題というのも杞憂。だいたい年金が近い将来に破綻しなくても、120歳まで支給することは想定していないはずだし、それでも不安でもなく単純に「長生きしたい楽しいから」と思ってる。


ニューヨークの公立学校、全給食をヴェジタリアンに

2013年の記事だから、今はもっと増えてると思う。


肉食を離脱して「完全菜食国家」になることを国策としてスウェーデン政府の「昆虫食計画」


以下、目についたツイート。こういうのが目に入るの


5月18日

ブータンは、世界初の完全オーガニック農業国を目指すらしい。


5月9日

今、NHK見てるんだけど、日本のいちごが残留農薬が強すぎて台湾に出荷できないて。。なんだそれ。農薬使用量が台湾の基準の200倍だって。。あと、みかんは同じ理由でEUに輸出できないから、日本販売用とEU販売用で農薬の量変えてるって。。日本の果物って、残留農薬まみれなのかよ。。

 

5月7日

収穫してから1か月半の大根です。きれいでしょ(^-^) 包丁を入れると水分蒸発による空隙があります。さすがに大根おろしはムリですが煮物なら問題ありません。無肥料・無農薬の野菜は、腐らずにゆっくりと枯れていくので、日持ちがいいですね。

5月2日

台湾政府は、給食での 食品の使用禁止を決定。 成長まっさかりの子ども達が口にする食材の安全を優先するのは、国として当たり前の姿勢ですね!注目→ 


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