ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

2016 May 帰郷

2016年05月18日 | 日常

爽やかな新緑の東京に2泊3日滞在して、梅雨入りした那覇に戻ってきました。

 

サイン&写真撮影会では「写す角度指定」で乗り切りました

東京に行く2日前に左目がけっこう広範囲な結膜下出血になり、右側限定でピースで気を散らすポーズでなんとかしたという。

これで2回目。原因は不明だそうで眼科に行く必要もないそうだけど、瞼を押さえるとちょっと痛いし、すごい鮮血だし、なった瞬間は;ピキッと毛細血管が切れた感覚がありました。やっぱり石川先生に診てもらおうかなー・・

血圧も117とかで、高血圧でもないし何なのかしら

 

2016 May 帰郷

 

2011年のAbsolute-MIX沖縄公演以来、中ザワヒデキさんにお会いしたり、橋本翔太さんも久しぶり。同窓生も来てくれて嬉しかったです。

もう東京で仕事をしていないので、ヤザワのコンサートに「出席」してナンボという利害関係はないので、同窓生が来てくれたのは嬉しかった。

 

打ち上げにも来てくれて、ノエルの納骨にも付き合ってくれて、「ここ(慈恵院)にアタシもノエル達と一緒に入るから、もしアタシが先に死んだらお参りに来てね?」と言ったらヤ~な顔をして、ノエルと一緒に写ってる写真は仏壇に入れない方がいい、ノエル1人だけの写真にした方がいい、と言ってくれたのでした。ありがとう。嬉しかったよ

今は亡き山本お父さんとノエル

 

特殊な学校(桐朋学園)なので、堀越学園みたいに同窓生は非・一般人。アカデミックな世界でもあるので教職につく卒業生が多いけど、芸能界と水商売臭も漂うという特殊な環境。友人間での仕事のやり取りが多いからカネの絡まない関係が成立しにくいんです。世間ではフツー「仕事関係」というところ。

 

腕を壊した時に、だいぶ「友人」が去っていきました。仕事も出来ないだろうから用はないし、カネに困って借金なんか頼まれたら迷惑だと思ったんでしょうね。

復活しましたけど

見舞いもないヤツに限って・自分の親が死んだ、とか知らせてくるんだよね。当然・祝電を打ちました (ウソ。シカトしただけ)

 

女優の森光子さんや川島なお美さんのように、亡くなる直前まで現役でないと、「友人」がいないという世界。そうかと言って、カタギとは環境が違い過ぎて友人になるのが難しい。この世界の常識は世間の非常識だから。

 

ライブ後の打ち上げで、気心の知れた懐かしい面々と喋ってるうちに、東京にまだ住んでるような感じがしました。お互い(笑:ヤザワ)の気質も知り尽くしている長い付き合いだし、歳を取っても本質は変わらないけど歳を重ねて丸くもなり、地雷は踏まないけど無駄な気も遣わなくていいという心地良さ。

同業者仲間なので、フツーの友人関係から見たらかなり気を遣ってる集まりに見えるかもしれないけど、神経質な人間(アーティスト)の集まりなので、これくらい気を遣わないと成立しないということか。

 

沖縄に来て、初めて同業者でなく東京出身以外の人と交友関係が出来て、楽しいけど、警戒したり用心しなくてはならないから、これはこれで難しい。プライヴェートなことにまで臆面もなく踏み込んでくる人がいるのも田舎ならでは。

「この人ピアニストだって!笑わせるね!カネ持ってるんだよ!ここに電子ピアノあるから、ちょっと弾いてみてよ?」と目の前で言われたことも多々 

 

ふとした瞬間に、「あ、これ持つの手伝って?」と重い物を運ぶのを手伝わされそうになったり、ヘタすると皿洗いをするハメにもなりかねない。「ピアニストだから」と言っても分からないし。それで怒ったことが何回かあるんです。ふちが欠けてる皿を洗って指を切ってしまったら仕事に障るというのが分からないんですね。自分の家では欠けてしまった食器は捨てます。

こういう当たり前のことが「気取っちゃってさ~(ワガママ)」というようにしか思われないからね。経済面に直結するということを想像しないんです。ひょっとすると:「気取ってる女が困窮したら面白い」という悪意なのかもしれないけど。その(悪意アリ)場合でも訴訟されるということまで頭が回ってないんだよね。

 

東京ではこういうことがあり得ないのは同業者しか交際関係がないから。転んだりしたら周りにいる人は蒼白ですよ。「私は足引っ掛けたり押してないわよ」って。誰かに頼まれたと思われても大変だしね。

 

爪切りで深爪をしてしまっただけでも(弾くから)鍵盤が血まみれになって思うように弾けなくなってしまうし、重い物を持つと関節が固くなってしまうので指の動きが鈍くなってしまう。「握る」動作は最悪で、だからテニスとかスポーツもなかなか出来ない。突き指は致命傷だし、「お料理好き」となれば、そんな危ないピアニストには仕事を頼みたくないと思うのがフツー。これを分かれとパンピーに言う方がまぁムリですよね。。。


 

沖縄ではのんびり暮らしているとはいえ、1度、実はザックリ爪をスライサーで削いでしまったことがあるんです。当然・3ヶ月ほど引きました。あの時は参ったわー

 

 

東京は単身世帯のほうが多い土地だし、結婚していても子どもはいない、という山口智子風(笑)の夫婦も多く、お金さえあれば老後も特に淋しくない所であると改めて思いました。お金さえあればね

とは言っても、教養がない人には厳しい土地柄。自分の家族の話や身の上話をダラダラとするような人は、1人でパチンコとかするしかない。それもカネがあればだけどさ

 

「沖縄ってどんな感じの所?」と佐伯真魚さんに聞かれました。

 

「子どもが多くて、どこにでもいるの。居酒屋にもいるのよ」と言いました。

昼間も友達同士で遊んでるみたいで塾にも行ってない様子。

塾の看板も見た事ないし、見るのは空手道場と琉球舞踊教室とピアノ教室。

単身世帯はヤザワの近所では:ヤザワとヤモメの80歳くらい爺さんと熟年離婚ぽい60歳くらいのおじさんの3人だけ。おじさんはそれでも盆暮れとかには巣立っていった子どもが孫を連れて訪ねてきてるかな。

(今回も東京で「子ども」はほぼ見ませんでした)

沖縄では美容院のごとく病院があちこちにあるんです。いや、病院の方が多い。

みんないつ雨に濡れてもいいカッコ。休日はほぼビーサンよ。

 そしてSPAMというアメリカ人も食べない缶詰を食べるの。それで病院が多いのか(笑)

 

「ふ~ん・・・(よく分からないなー)」 (←真魚)

 

今回、那覇→成田が往復で14980円でした。+成田エキスプレスが3190×2。

 

自分の目で沖縄を見るのだ  

 

待ってるわよ~

 

 

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