秋らしいシフォンケーキっぽいものをつくろうかと作り始め、最終的にクリームがのったケーキになりました。すべてに秋らしい要素を詰め込みます。
まずは、スポンジ部分をつくります。
「1:栗と蕎麦粉のケーキ」
1: gâteau mou de sarassin à la crème de marron
材料:栗ペースト(マロンクリーム)・南瓜の種・蕎麦粉10-20g・薄力粉50g・砂糖50g・卵3個・ミルクジャム・クルミ
Ingrédients:crème marron, graine de potiron, 10-20g de sarrasin,50g de farine,50g de sucre, 3 oeufs, confiture du lait,noix
ボールを2つ用意する。1つには、卵白のみ、もう一方には、卵黄・砂糖・薄力粉・蕎麦粉を入れる。 卵白は、ハンドミキサーの高速で混ぜ、固めのメレンゲをつくる。 卵黄は、ハンドミキサーの低速で混ぜ、クリーミーになったら、ミルクジャム・砕いたクルミ・砕いた南瓜の種を入れ、ヘラで混ぜる。 メレンゲを加え、全体をさっくりと混ぜ、型に流し200℃に熱したオーブンで15分ほど焼いて生地のできあがり。
*シャルロット用シリコン型を使って焼いています。 シャルロット型では、スイートポテトならぬ、”スイートパンプキン”も以前作っています。
次に、上にのせるクリームをつくります。
「2:薩摩芋クリームモンブラン」
2: Gâteau "Mont-blanc"à la crème chantilly de patate douce
材料:生クリーム・砂糖・バニラエッセンス・さつまいも・マロンペースト・食黄・シナモン
Ingrédients: pour la crème/crème fraîche,sucre, vanille, patate douce, crème de marron,cannelle,colorant alimentaire jaune
J'ai mis la crème chantilly de patate douce sur le gâteau mou au sarrasin↑
さつまいもを蒸す。蒸しあがったら、フォークなどで崩す。(皮もちょっとだけ入れました。) 生クリームに、バニラエッセンス・砂糖を入れ泡立てる。泡立ったら、さつまいも・マロンペーストを加え、混ぜ、色づけに食黄(食紅の黄色バージョン)を入れ、最初につくったケーキに絞り出して飾り、最後にシナモンをふりかけてできあがり。
生地は、クルミや蕎麦粉などの秋らしい健康的な味わいでなかなかよかったのですが、さらに、この思いつきで作ったさつま芋クリームが結構おいしくて好評でした。 ↑さつま芋の粒々がクリームの中に見えます。一晩置いたらさらに、さつま芋の味が増しておいしかったです。 低脂肪の生クリームを使ったので、固めに泡立たなかったのですが、さつま芋ペーストをいれたことで、しっかりしたクリームになりました。 しかもおいしいんだから言うことなし☆
: crème de marron (Clément Faugier)
フランスのマロンクリームです。マロンクリームの有名なメーカーのものです。この容器に入っているタイプは初めてみました。 Bandol (フランス)のスーパーで見つけて買ってきました。最初、この容器を見たとき、エネルギー飲料的に飲むバージョンか!と思いましたが、他の容器に入っているバージョンと同様、パンに塗ったりして使うものでした。 今回は、スポンジの生地と、さつま芋クリームの中、両方に入れてみました。