年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

入院時に貯まった新聞を読んで・人口減少

2021年03月08日 | 宅老のグチ
2月15日から入院していて、購読していた新聞を退院後読み始めた。勿論タブレットで新聞を読んでいたので、大方の記事は読んだつもりだったがやはり新聞の紙はペ-ジめくりも要らず、頭に入る。タブレットは不要なところも拡大しなければ読めない。
 そこで2週間の記事で韓国の総人口が減少するということと中国東北部で出生率が0.6位と言う記事を見た。やはり子供は経済発展すると少子化するし、不動産価格と学費の問題で一人でも大変だ。さらに医学の進歩で幼少時の死亡率が下がり二人以上の子供で子孫が絶えるリスクが減ったようだ。中国東北部では産児制限をなくす議論が始まるという。日本も昔は男子が望まれていたが今は女子の方を親が希望する。中国の産児制限監視の役人の数は膨大でいきなり産めよ増やせよに転換しても既得権を持っている役人組織が付いて行けない気がする。戦時中の日本の新聞を読んでいて、適齢期の女性は軍需工場へ行くか出産に向かうしか選択肢が無かった。専業主婦は非国民扱いの記事が記憶に残る。男子は徴兵で戦地に行き、女子は工場へ出陣する。
 敗戦で心の支えを無くした銃後の人たちが産めよ増やせよと指示されないのに子供が増えた。食の確保が不十分な時だったので、アメリカから産児制限の指導があったようだ。1954年日本家族計画連盟発足(サンガーの指導による) 。コロナで先行きの希望を失った夫婦が一時的に子供の予定を先送りした数字が出て来て、今日の日本経済新聞で政策提言をしている。コロナ不安を煽って、副作用として、2020年の病死者が減り、自殺者が増え、2021年の東京都の保育園競争率が100%ととなった。2年後には減少した新生児で保育園が余るだろう。リモ-トで働けば東京都のバカ高い保育料の所でない所は余っている。今はまた旧日本の産めよ増やせよという保守派の声が聞こえるがTVと医師会のコロナ煽り対応に出産意欲がついて行けないようだ。
 自分が若い時、世界は人口爆発で食が不足し、化石燃料もいつかは途絶えるという議論が盛んだった(ロ-マクラブ)。今は車も化石燃料を使用しない方向に向かっているし、新しい掘削技術で埋蔵量が増えている。不安を煽り、新技術の研究促進を図っている気がする。夢想も空想で無い時が来たかもしれない。
 地球温暖化で砂漠地域に雨が降ればどうなるのだろうか。サハラの砂漠で歴史以前の絵画で水が豊富だったようだ。アフリカでイナゴの大発生があった時、解説で砂漠地帯で雨が降り、その後草が増えてイナゴが大発生したという。人の少ないところに雨が降らば、不都合なことが起きる。それでも春はやってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする