年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

過去問題を解くこと

2021年03月14日 | 宅老のグチ
学校の入学試験で過去問題を解くことが普通の準備となっている。これは戦前からあって、いわゆる海軍の飛行機乗りの士官学校(予科練)の試験も受験性には過去問題集が販売されていた。過去問題で訓練された学生は答えがあるものと訓練される。
 しかし世の中の試験問題は回答があることは少なく、さらにそれが正解という事も稀である。また誤答であっても、時間が経てば正解だったこともある。日本は学校を無理して卒業を要求されるが、アメリカでは時間を惜しんで中退する人もある。ビルゲイツは中退だった。日本でも棋士の藤井少年が卒業まで1か月という事で高校を中退した。日本でも時間を惜しむ人が現われ、それを是認する社会が来たようだ。この頃の報道で組織から離れる若い人の話が記憶に残る。時代の変わり目なのだろうか。年功序列の日本では大きな仕事を出来るには時間がかかる。それゆえ女性は途中に消える時間があって、人脈と言う経験が不足する。
 これからの世界は過去問題はなく、すべて新規の問題で過去の経験は誤りの元となり、新たな考えを阻止する。いわゆる前例主義で過去の事例に沿って議論するので理解は得やすいが、すでに時代遅れとなっていて、過去の仕組みで運営がうまくゆかない。
 人生の過去問題に想いをする人は過去の長い老人の暇つぶしで、想定を超える、さらに未知のことが待っている。最後は見えざる手が誤った道へ進むのを阻止すると思いたい。コロナ解除の選択はどう選んでも誤策となる。あるのはワクチン政策で、アナフラキー反応の報道はワクチン注射の方向性を決める気がする。異物を体に入れるのに無反応という事は無いはずである。
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