年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

デジタルマネ-や金には思想が無い気がする

2021年03月23日 | 宅老のグチ
どうもお金には思想が無いので巨大なデジタル企業の制御が難しくなっている気がする。あるいは情報の独占で価値の創造という思想で無理やり正当性を与えている気がする。
2020年11月13日
中国の電子決済サービス「アリペイ」運営のアント・グループが上海と香港の両証券取引所での新規上場を延期したことを巡り、中国の習近平国家主席が直接、上場中止を決めたことが12日、明らかになった 。
 一月ほど経って、ようやく中国の上層部が何を懸念しているかが報道で少し理解できる。今中国は過去の日本の不動産バブルをを警戒して、金融の制御をおこなうとしている。今までは安価な生産物と自国の経済を他国に開放しないで済まし、人口が多いことで将来性があるという幻想を他国にもたらし、開かれた貿易システムと環境に対して、放置し、安価な環境コストで経済を拡大した。中国人が日本に来ると晴天という事に驚くようだ。
 中国に進出していた漬物業者も最近環境問題で排水設備を増強している。日本から環境と労働力問題で中国に進出したが、コストが年々高くなって次の進出国がまだ見つからない。(日本での漬物に含まれている塩分を排水時に除去する基準が年々厳しくなっている)
 中国の歴史は政権末期の腐敗と周辺地域の待遇不満から始まり、さらに宗教勢力が反乱を起こす。今中国政権が反乱の目になりそうなところを潰している気がする。アントの上場禁止は政府の制御の利かない金融に来ると思われているようだ。中国本土の不動産バブルは国が制御していてまだ来そうにもないが香港は間もなく中国本土並みの自由経済となって利用価値が下がり、香港不動産バブルは崩壊しそうな気がする。香港の価値はいかがわしさに価値があって中国国内と自由度が統一となれば香港経由はコスト高となる。香港の価値は中国本土と華僑とのマネ-ロンダリング地で本土と同じとなれば中継地の価値が消える気がする。アヘン戦争前、香港は寂しい漁村だった。
 ミャンマ-でクーデタ-があったがお金の制御はどうなるのだろうか。
 
コメント
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