よく晴れた日曜日、娘がやってきて、ゲームばかりしているウマオを外へ連れ出したいのでどこかいいところはないかと聞きます。それならわたしも、今山に咲いている白い花を近くで見たいと言いました。
じゃあ、愛ノ山へ登ってみよう。と即決しました。
ほら。
この木は、兼久の大池の上の、愛ノ山という低い山にたくさん生えています。去年一人で大池の辺りに見に行ったものの、山の下の方には1本もなくて、さすがに一人で山に入っていくのは不安であきらめたのです。あとでブログ友さんに「アオダモ」ではないかと教えて頂いたのですが、チャンス! 確かめに行こう。みんなで行ったら怖くない。
鉄塔より高い場所が山頂みたいです。
調べたところ標高193メートル。
低!
そんな山なのに、下から歩いて登るのかと思ったら、鉄塔まで車で行くという。これで登山と言えるか? でも、こんなうっそうとした森、ハイキングともいえません。
娘は、「三角点があるんだかられっきとした山。そこへ行くんだから登山よ。」と主張しましたが、結果として、登山でもハイキングでもない、強いて言えば
「徘徊」
でした。
鉄塔までは車で行けるというものの、どこから行ったらいいかもわかりません。
「カンよ。」
徘徊のはじまりです。
とりあえず兼久の大池の周りに沿って造られた車の通れる道をぐるっと回って坂道を上りました。
この道は以前、自然観察会で歩いたので知っています。分かれ道から右に行くと運動公園につながります。鉄塔のある方角は多分左。上から四国電力の車がわりと勢いよく降りてきたので、鉄塔まで行けることは確信しました。が・・・
「これ、下ってない?」
そう、わたしたちは山を越えて反対の集落が見えるところまで来てしまったのです。
「途中に分かれ道があるはずよ。」
引き返して、見落としていた狭い道を見つけて登ったところ
「あった。」
あれ? 鉄塔と違う。
横にあるのは見覚えのある浄水タンク。なんだ、自然観察会の時下から見上げた場所じゃないの。
このあたりを少し歩いてみることにしました。
これ! この木を近くで見たいの。
運良く下から見上げたところに花があって
花が短く房のようについています。やっぱりアオダモだ。
※今年は封鎖はされていませんでしたがここで訂正 アオダモではなさそうです。調べてみると、アオダモはシマトネリコに似た花でした。これは小さな花がたくさん集まっています。わたしの乏しい知識ではネズミモチしかうかびませんが、どなたか教えてください。
山の中ではなぜかシダが大きいです。
ウマオの背丈くらいあります。
なぜか柿とキーウィ。道の下の急斜面から這い上がっていました。この山の中で栽培していたということ?
それからまた車に乗り込んでいったん下へ降りました。
「方角的にはもっと西の方だと思うよ。」
「じゃあ、こっちか」
池の駐車場からさっきの道とは反対に左に折れる道があるのでそちらへ行ってみることにしました。
するともう一つ川上の橋に出て橋を渡ると、さっき行った池の駐車場へ続く道。ありゃ。
池の駐車場からさっきの道とは反対に左に折れる道があるのでそちらへ行ってみることにしました。
するともう一つ川上の橋に出て橋を渡ると、さっき行った池の駐車場へ続く道。ありゃ。
じゃあ、こっちか? 反対方向に、山の中に入っていく道を見つけたので
「あの人に聞いてみよ。」
山に入る道の途中で畑仕事をしていた人に聞いたら親切に教えてくれました。
そこからは鉄塔へは行けないことが分かりました。
で、1本道をバックで下がって、
橋のところからさっき来た道を引き返して、
もう一度池の駐車場へ来て、
最初に行った道をまた行って・・・・
わたしに一つ心当たりがありました。それは、先ほどの登り口に行く途中に、山の中に入る道がもう一つあったのです。
「ここしかないね。」
で、山道をずんずん行くと
あった!
車での徘徊は終わり。後編に続く
真っ白に咲いていますね~
私は山登りしてh画締めてみたんですが、その時に見た一度きりです
近くには無いです
白い花がわっと咲いてるから目立ちますよね
車であちこち道を探して大変でしたね
諦めないのがすごい
もう良いよにならないんですね
私ならあきらめたかも
あきらめるも何も、みーばあさんなら歩いて移動されると思いますよ。そのくらいの短い距離を車でうろうろしたのです。知らないところを走れてよかったというくらいの感覚でした。今度は歩いて登ってみたいなあと思いました。