車で走っていると高い木の上にたくさんのすずめがとまっているのを見かけました。
残念ながらほんの一部しか写せません。 すずめは家の軒先に巣を作ったりして、いつも人間の身近にいるくせにすばしっこくてなかなか近づけません。
冬になるとスズメはどうしてあんなに群れるのでしょう。 そしてなぜか並んでとまっています。 それがとてもかわいいです。
あるお寺の塀付近にはいつもスズメが集団でいます。 写真が悪いのでわかりにくいですが、こんな小さな木の枝に20羽はいます。
そして車が近づくと一斉に飛び立つのですが、 とまった屋根の上でもこのとおり。
なんとなく並んで集合するんですね。 屋根は広くてどこにでもとまれるのに。
すずめに限らず、冬の鳥は群れでいることが多いように思うのですが、気のせいでしょうか。
でも、暖かくなると、単独で行動しているのを見かけるようになります。 どうして??
先日、学校のプールの壁にあけられた、直径7,8センチほどの穴にすずめが入っていくのを見ました。 水槽部分の外壁に、水抜きか何かのために、同じ高さで2,3メートル置きにあいているのですが、金網が張られています。 でも、金網がとれて無くなっている穴があるのです。 その穴にすずめが飛び込んだのです。
何をしているのかな? すずめが出て行ったあと、穴にカメラのレンズを近づけてフラッシュをたいてみました。
中には・・・・・? 枯れ草や、青い網の切れ端が写っていますね。 きっとここで子育てをするつもりにありません。 大丈夫かなあ。 わたしの手が届く高さなんですけど。 誰かに見つかったらいたずらされないかしら。 カメラを向けるとすぐ逃げるくせになかなか大胆です。
すずめが巣作りをはじめたら春も近いのだと思いますが、今日も雪がちらついてとても寒かったです。
私が子供の頃は住宅街でも普通にすずめを見かけたものでした。
庭の物置の屋根から親鳥が飛んで見せ、まだ羽の色が淡いふっくらした子供のすずめがおずおずと後に続いて飛ぶ練習をしているのを毎年見ていたんですよ。
今はどこにもすずめは見当たりません。
この辺にすずめはいないのでしょうか???
プールの穴のすずめ、子育てを終えるまで無事でいてほしいですね。
冬場に群れるのは、おそらく採餌や安全上の理由からだと言われています。
もうそろそろ「鳥の恋」の季節ですねー(これも季語です)