アウトドアショップ「クロスポイント」主催の里山歩きに参加しました。
月1回開かれる、参加費無料、申し込み不要、現地集合現地解散の気軽な会です。興味はあったもののなかなか参加できなくて、今回山ばーば3人のスケジュールが合ったので参加することにしました。
朝8時、丹原総合運動公園に集合。早速すくも山目指しました。前日夕方まで雨でしたが回復。地面から湯気が立ち上る幻想的な朝でした。
霧のすくも山。ぽっかりとお椀を伏せたような岡です。向こうにごみ焼却場の湯気(煙ではない)が上がっています。
初参加の私たちは参加者の多いのにびっくり。「こんなに大勢登れんのじゃない?」と私が話していたところ、後ろの方で娘が同じことを言っていました。私はここに登ったことがありましたのでだいたいの様子はわかっていました。
詳しくはこちら。
ここは上り始めのほんの10歩くらいが難所です。車の中にストックを置いてきたことを後々まで後悔することになります。
木々に囲まれた小さな空間は、子供たちの格好の遊び場でした。
低いけれど三角点もあります。
すくも山を下りて数百メートル離れた四尾山を目指しました・・・・
ちゃんとした道はあるのに、あえて田んぼのあぜ道を。 私たちは細いコンクリートの畔を、平均台を歩くようにバランスを取りながら歩きました。早くも列はバラバラ。
着きました。福岡八幡宮、地元では福岡さんと呼ばれています。それは昔このあたりが福岡村という所だったことに由来するそうです。その神社の祀られている小高い丘が四尾山です。けれど「おしぶの森」として親しまれているこの丘がこんな字を書くなんて・・・誰も知らなかったです。
おしぶの森は知る人ぞ知る多様な植生の森。一緒に参加していた植物先生のKちゃんと歩いていたらいろいろなことを教えてくれて楽しかったです。
燈篭の模様が
2面は魚(鯉かな?)
一面はカエル。植物はショウブかカキツバタかな?
もう一面は家紋になっていました。こんなことも教えてもらわなければ見ることも無かったでしょう。
落ちていたのはシリブカガシ。Kちゃんがちょっと磨くとつやつやになりました。根元のところが長いです。帽子をかぶったのがあったらお尻の部分が長いのがよくわかったのに。
名前は知っていましたが、実物を見るのは初めてです。いや、多分見ているのだけど、そうとは知らなかっただけでしょう。
木を見てもどこがどうなんだ
か。
これはすごいです
なにがって?
ネームプレートを半分、幹が巻き込んでいるんです。なにガシかわからなくなっています。
それからカンザブロウノキ。葉っぱが黒いのだそうです。けど私の目にはあまり黒いとは映りませんでした。
歌舞伎俳優みたいだねー。なぜこんな名前がついているのかはわからないそうです。一説には「かあかあカラスのかんざぶろう」からきているのだというそうですが。
それからミミズミズ。茎から直接花が咲いて、それがミミズの頭のように見えるからだそうです。ぜひ花の咲くころ来てみなければ。
Kちゃんの解説を聞きながら歩くととても楽しいですが、いつの間にか最後尾になっていました。
隣にある生木地蔵。 生きたクスノキにお地蔵様が彫られていたと言います。その木が今も祀られています。
木に彫られていたの見たことがあります?とKちゃん。昭和29年までだそうですけど。
ははは・・・見たことないよ。さすがにねえ。それに私はこちらの生まれではないから。
今、仏像のほうはこちらに。そして背後の木々が実は面白いんだそうです。
が、解説を聞く時間がありません。みんなとっくに先へ行っていました。 つづく
が、解説を聞く時間がありません。みんなとっくに先へ行っていました。 つづく
楽しそう。(^o^)
ブログ、楽しみにしています。
3人でお喋りしながら、いいわね。
毎月、楽しみにしてるわ。
知らない植物の名前が次々出てきて~
此れは仕方ない
最後尾になりますね~
3人ともこの近くの学校に勤めていたのに知らないことが多くて。再発見しながらのウォーキングは楽しかったです。ようやく冬籠から覚めた気分です。
身近に珍しい植物がまだまだあるんですね。寄り道が多くて^_^
でも楽しかったです。かなりの距離を歩いたのに、あまり疲れを感じませんでした。