うちの前の空き地にアメリカセンダングサが伸びてきました。高いものでは私の背丈をはるかに超えています。
アメリカセンダングサは、境界を越えてうちの畑地にまで進出してきています。ジャガイモを植えるため、少しだけ草を引いて耕しました。アメリカセンダングサの根っこは
なんと茎にまで生えています。たとえ風が吹いて倒れてもしっかりと地面をつかむ準備をしているんですね。したたかな植物です。地面の中のねっこはもっとすごくて、亀の子たわしのようにびっしりと毛のようにはえています。
数年前までこの空き地は、秋になるとセイタカアワダチソウの花で黄色に染まっていました。嫌われ者のセイタカアワダチソウですが、 17アールほどの土地全体に花が咲くと見事と言うほかありません。 庭木の剪定にきてくれたおじさんが、「ええ眺めじゃ」と言って休んでいたのを思い出します。
たまりかねた夫が一度草を刈り、除草剤をかけたのです。(ここは親戚の土地で、持ち主は都会に出ています) いったんは消滅したかに見えたセイタカアワダチソウですが、みごとに復活しています。しかし、セイタカアワダチソウより強かったのはアメリカセンダングサでした。今この土地はアメリカセンダングサ、わらび、セイタカアワダチソウが熾烈な勢力争いをしています。
わたしは、この空き地を「猫の樹海」と呼んでいます。これにはわけがあるのですが、続きはあした・・・
追記
じつは、実がつきだしてから、これがセンダングサと判明。 本文は変えませんが、アメリカセンダングサ→センダングサ と読み替えてくださいね。ごめんなさい。
亡くなった祖母はひどい喘息持ちでしたので、実家の横の空き地に咲くセイタカアワダチソウをよく切ったものです。
アメリカセンダングサは名前の通りの外来種でしょうかね?
植物と人間、植物同士、共存が難しいことがいっぱいありますね~