学校の栴檀に花が咲きました。
この花の愛らしさを教えてくださったのは某校長先生。 栴檀の花を接写した1枚の写真ででした。 多くの学校でシンボルツリーとして植えられている栴檀。 それは学校の運動場では空気のような存在で、そこにあるのが当たり前で、特に気に留める者もいない木です。 わたしたち教師は、栴檀のような目立たない花にも関心を持ち愛する心を、子どもたちに伝えてきただろうか、そのことはとりもなおさず自然や命を大切にする心を育てることだと、そのとき思ったものです。
それ以来、5月になって花が咲くと、栴檀の木を見上げるのですが、栴檀はとても大きな木。 近くで花を見ることはできません。 せいぜい落ちてきた枯れかけの花を見るくらい。
ところが、その栴檀の花を目の前で見ることのできる場所があったのです。 それは、ちょっと立ち寄った、温泉や劇場のあるショッピングセンターの近く。 刑務所の斜め前くらいのところと言えばあそこか~と分かる人もいるかな?
道路がかなり高い位置にあるので、花の咲いた枝が歩道にせり出してきています。 初めてこんなに間近に花を見ることができました。
近くで見るとこんなにかわいい花。 にぎやかにおしゃべりしているみたい。 ほのかによい匂いもしますよ。 でも、植えられているのが、牛舎のそばなので・・・・・ビミョー。
何本も植えられて、あたりは薄紫色なのですが、注目する人がどれだけいるかしら。 昼間っからわざわざ車を降りて写真を撮るがちょっと恥ずかしい。
栴檀とは対照的にド派手な花。 ショッピングセンターの駐車場のはずれに植えてありました。
じっと見てると目がちかちかしそうです。 派手だからといって注目されるわけではないようで、近寄って見る人はいそうにもありません。
写真を撮っていたら、犬に興味を持たれてしまいました 。
目立たないものもそばに寄ってよく見てみると、美しさに気づきますね~
若い時はこういう良さに気づいていなかった気がします。
今でもぱっと華やかなものに目が行きがちですけど^^