さて、姫鶴平から高知県側の天狗高原まで足を伸ばしたわたしたちは、国民宿舎天狗壮引き返すことにしました。山を下って旧柳谷村と大野ヶ原への分岐点まで来たところで、またまた気まぐれに大野ヶ原に行くことにしました。 大野ヶ原も四国カルストの一部ですが、その様子はやや違っています。
山を下ってくると広々とした草原が目に飛び込んできます。白い石灰石はあまり見あたりません。酪農用の施設がたくさん見えます。
大野ヶ原までは、こんな道をくねくねと走っていきました。道ばたには白い石が見られます。
大野ヶ原は20年ほど前に来たことのある思い出の場所です。まだ2,3歳だったぶじこがあまりの長旅にいやになったのか、それとも車に酔ったのか、何度も歩いていくと言って車をおりました。少し歩かせてはなんとかなだめて、4時間もかかってたどり着いた場所です。
何をしに行ったのかというとーイチゴを引き取りに行ったのです。当時義母はハウスイチゴを栽培していました。イチゴは春先に新しくのびた苗をとり、いったん大野ヶ原に植えます。夏休み頃に大野ヶ原からまたこちらに植え直すのです。なぜそんな手間のかかることを?
ここですこしばかりうんちくを。
ハウスイチゴはなぜ冬に実がなるのか。イチゴ苗をいったん気温の低い大野ヶ原で育てると、イチゴは冬が来たと勘違いします。それを再び気温の高い平地に、しかも温かいハウスにいれると、今度は春が来たと思うのです。春だから花を咲かそう、実になろう、というわけです。
人間は、純情なイチゴをだましておいしい思いをしてる? いえ自然の仕組みを上手に利用しているーというべきでしょうかね。
今でもこのようにたくさんのイチゴを育てています。
大野ヶ原は酪農と寒冷な気候を利用した野菜作りが盛んです。今は大根の最盛期。所々に無人の野菜販売所があります。わたしもだいこんとにんじんを買って帰りました。 大根1本100円 にんじん5本100円 かなりお買い得。
大野ヶ原で見つけた小さな秋
―⑴Г△犬気IMG src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/90/1beaeffb769b3985d0a41a7c54d29446.jpg"> 水引草
シロヨメナ?
ミソガワソウ?
コスモスに彩られた大野ヶ原
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愛媛県というと温暖なイメージしかなかったのですが、ぶじこちゃんから「高い山には雪が降るし、スキー場も4つくらいある」ことを教えてもらいました。
いちごも涼しい大野ヶ原の気候を利用して作っているんですねぇ。
秋に咲くあじさいもあるのですか?知らなかった~
ところでねねさん。秋色アジサイは5,6月ごろ普通に咲いたアジサイの花が、枯れずに秋まで残って幻想的な色になったものをいうらしいですよ。平地では夏の暑さと乾燥で枯れてしまいますが。
先日行った白山スーパー林道の頂上付近でもアジサイを見たのですよ。
あれも同じように夏を越したアジサイだったのですねぇ。
今年のような猛暑の年でも、山の上はそれなりに涼しかったということですね。
秋色あじさいはうさぎさんが的確に説明してくれましたね。まだちょっと色の変化が少ないですが、これからますます複雑で幻想的な色合いになるでしょう。こちらでは完全な日陰でないと秋色になりません。もしかしたら金沢の方ではちょっとした木陰にあるかもしれませんね。
大野ヶ原小学校では冬になるとスキーの授業があると聞いたことがあります。
<イチゴを並べてるところの近くのたこやき屋さんの庭>って? も、もしかして地元の方?
前頁のシコクフウロに似た花、2枚ともゲンノショウコです。シコクフウロは源氏が駄馬(大野ヶ原の頂上あたり)にいっぱい咲いてます。花色は普通ピンクで大きさは500円玉くらいあります。
ほかに、アキノキリンソウ、レイジンソウ、シオガマギク、テンニンソウなどお花畑のように咲き誇ってます。また見に来てくださいね。
でも、あた子様、ミソガワソウの名前を知ってるとはすごいですね。四国では石鎚山だけで見られる花です。
ところで花道楽さんは画像の貼り付けページをもってらっしゃいますか?そこに一度おじゃまをしたことがあるんですが。
宇和島の爺 さまのHP,一夫の部屋にしばらく入り込んで画像貼らせていただいておりました。
いつまでも他人様のところにやっかいになってるわけにもいかないので自分のブログを作れないものかと思い始めたところです。
夕方、だいこんを買いに大野ヶ原に行ってきました。写真に写ってたイチゴの苗はもう土佐市のほうに持ち帰ったということで残り少なくなってました。
我が家から大野ヶ原まで30分くらいで行けます。