あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

溜池の土手で

2024-02-06 23:39:00 | 植物
 ブロ友さんがヒメウズをアップされていましたので、花が咲いているか、溜池の土手をみてきました。と言っても、わざわざ出かけたのではなく、出かけるついでに大回りして寄ってきただけです。
 わたしが、さくら山と呼んでいる、熊野神社の森が、心なしかピンクがかっているような。
 そのそばに溜池があって、たしかヒメウズがあったはず。



 しかし、溜池は殺伐とした景色で、



 何もかもが枯れていました。

 ガマ


 綿毛になっています。


 イグサ


 何かわからないけど




 アシですかねえ。
 その時、わずかな水面が動きました。真っ黒い鳥でした。
 オオバン?



 真ん中あたり、さざなみが立っているでしょう?しばらくみていたのですが、向こうの枯れ草の中に消えていきました。
 お尻が白い鳥でした。
 オオバンてお尻が白だったっけ?わたしは、嘴と額以外は真っ黒だと思っていたので意外でした。いや、オオバンじゃなくてバンかもしれない。
 ちょうど今朝新聞で溜池のバンとオオバンについて、愛媛大学の先生のエッセイを読んだところでした。
 帰ってもう一度記事を読み直しました。
 バンはオオバンより小さく額と嘴が赤い鳥で動きがかわいい。昔はオオバンはあまりいなかった。今はオオバンの方がよく見かける。バンがオオバンに虐められているのでなければいいがー
という内容でした。
 確かに…
 わたしも、オオバンはよく見かけるけどバンは見たことなかったです。だとしたら、この溜池から目が離せなくなりそうです。
 肝心のヒメウズは?
 花は何一つ咲いていません。

 いや、人工的に植えたと思われる水仙が。


 他は葉っぱばかりなんですけど。
 これは多分ゲンノショウコ


 それからアザミでしょう。


 センニンソウだと思います。なぜか珍しい色をしています。


 チガヤ


 キジムシロ?いや、ヘビイチゴかな?


 ヨモギはすでに硬そうです。もっと柔らかい葉でないと。
 


 目指すヒメウズは?
 多分これ。


 やっと葉が出たばかりでした。
 それから、溜池近くの、シロバナタンポポと西洋タンポポとが共存していた空き地をチラッと見てみましたか、どちらも花はなく、短い草が生えているばかりでした。
 そうだ、黄色いカンサイタンポポはどうだろう? わたしはもう一つ溜池を見てくることにしました。
 しかし、そこに咲いていたのはシロバナタンポポ。


 と、ハルノノゲシ


 黄色いカンサイタンポポはどこに?葉っぱすら見られなかったのですけど。どちらも在来種のタンポポなので大切にしたいものではありますが、去年も綿毛になるかならないかのうちに刈り取られていたので心配になりました。

 最近のわたしは溜池の植物に関心を持っています。古くに作られほとんど手を加えてない土手には、作られた当時の植物が残っているからです。



コメント (2)
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