あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

松山城登城 県庁ルート

2023-10-22 00:30:00 | お出かけ
 秋は3回、美術館に通います。まず作品の搬入、次に一期作品の鑑賞(県展は二期に分けて展示)3回目に二期作品の鑑賞です。搬出は作品鑑賞と一緒にしてしまいます。
 一期作品を見た後、久しぶりに松山城に登ってみました

 松山城には、登城ルートが4つあります。そのうち3つは既に歩いたことがあるので、この日は最後のひとつ、県庁ルートを登ってみました。
 地図上では1番下の、カーブの少ない道です。


 城の麓にある松山城公園は桜が色づき始めていました


 歩き始めて、まもなく茎だけが残ったカラムシソウを見つけました。これはすごい。



 相当の数の虫がいたはずですが、残っているのはわずかでした


 何かな?

 少し上ると城山公園が見えます。今日は健康イベントがあって、大勢の人がエクササイズをしたり、ヨガをしたりするのが見えました。ここはお堀の内側です。


 県庁ルートは、昔からの道ではなく、戦後作られた車道のようです。なだらかで歩きやすい道でした。


 柵の上に、どんぐりが。


 上にも道があるのでしょうか。荒れているようなので登りませんでした。


 

 
 登り石垣とは、敵の侵入を防ぐため、山の中腹に築かれた石垣のようです。
 


 柵の柱に1つずつどんぐり。大きなクヌギのどんぐりを見つけると、なぜか子供のように遊んでみたくなるようです。


 ロープウェイと、リフトの駅がある長者原のところで東雲ルートと合流しました。ここからはいつも見慣れた石畳の道です。


 いつ見てもこの石垣は美しい。手前の建物は天守閣ではなく、奥のほうに見えるのが天守閣です。天守へ続く道が途切れているように見えます。天守にたどり着くには、何回か角を曲がり、幾つも門をくぐらなければなりません。




 戸無し門をくぐり、筒井門を横に見て




 今回は隠門(筒井門をくぐる敵を急襲するための門)から入りました。




 最後に太鼓を通って本丸広場に出ました。


 天守閣に登れば市内が360度が見渡せます。が、広場をぐるっと歩けば、ここからも見渡せます。


 山の木々が色づき始めていました。ひときわ赤いのはハゼでしょうか?




 市内海側の方だけ見てみました。

 
 広場は、外国の団体客で賑わってきました。
 帰りは黒門ルートを通って二の丸庭園のほうに降りることにしました


 降り始めてすぐに私は後悔しました。しまった、この道を下るのは苦しい。


 黒門ルートってこんなに険しかったっけ?
こちらから登って県庁ルートに降りればよかった。道はグネグネと折れ曲がり、


 二の丸庭園に着くまでずっとずっと石段が続きました。しかも結構な段差があるのです。以前はさほど苦にならなかったのになぁ。体力の衰えをつくづく感じました。昔のお侍さん達は毎日この道を歩いて上まで行ったのかしら。いやいや、普段はこの二の丸で仕事をしていたのかもしれません。
お殿様も、ここに住まわれていたそうですので。






 二の丸庭園の出口に、猫ちゃん。耳をカットしてありましたから、地域の方がお世話をしているのだと思います


 この時間帯、黒門ルートを上ってくる人は観光客ではなく、市民の皆さんのようでした。普通観光客は東雲ルートからロープウェーがリフトに乗って上がります。上り30分下り25分、気持ちの良い散策でした。




コメント (8)
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