あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

夏から秋へ 虫編

2023-10-04 10:24:00 | 生き物
 ようやくというか、いきなりというか、暑さが遠のきました。身近な虫にも変化が見られます。夏から秋にかけての虫類の小ネタを集めてみました。無難なものから載せています。

 1 セミ
 先日アニメを見ていたら、夏休みの終わるころの学校にアブラゼミの死骸が落ちているシーンがありました。
 夏の終わりとセミの死骸ー
 たしかに象徴的よね、とは思ったのですが、ちょっと待てよ、夏の終わりはアブラゼミじゃないだろ、と突っ込みたくなりましてー

 第一、セミの死骸は夏中見られます。
そして、セミが現れる時期は少しずつずれていて、一番早いのはニイニイゼミ
 このセミが鳴き出すと梅雨が明けるなあと思うのですが、今年は鳴き声がとても少ないと感じました。姿は見ずじまいです。うんと数が減っているのではないかと心配していましたら、ポポー畑で何個か抜け殻を見つけました。

 こんな低い位置で羽化するんだね。その小ささが愛おしい。

 次に出てくるのがアブラゼミ。これも昔に比べると静かです。死骸もみつけましたが、これは生きた写真。
 どこかその辺で羽化して、初めて朝を迎えたのではないでしょうか。ブランターの置台に止まって動きません。羽がまだ柔らかそうでした。



 クマゼミが鳴き出すと盛夏。
 この木には何匹いるのだろう。4匹は数えたのですが、ガラス越しだったのでわかりません。とにかくやかましかったです。


 大きくて羽が透明で立派なセミです。子供の頃これを捕まえるとつれしかつたなぁ。



 夏が終わりかけると鳴き出すのがツクツクホウシ。
 これは大きなスーパーの壁で鳴いていました。どこからきたの?

 
 こんなセミです。


 ツクツクホウシはすばしっこくてなかなか捕まえられなかったように思います。
 そして、昔はこの辺でも鳴いていたヒグラシは、今年は鳴き声を聞きませんでした。

2 トンボ

 トンボはいろいろいるのですが、

 夏になると現れるハグロトンボ

 羽を開くとリボンのようなイトトンボ


 子供の頃から実家のつぼえと呼んでいた堀にいました。そして今も飛んでいるのが嬉しい。
 このトンボは池も川もないうちにもくるのです。どこかの水タンクで生きているのでしょうか。でなおさら嬉しいのです。

 秋はやっぱり赤とんぼ





 赤とんぼにもいろいろあるようで、まだ他にもいます。

3 ハチ

 毎年甘夏の木に巣を作るアシナガバチ
蔓と格闘しながら、いつもの木あたりは警戒をしています。うっかり触ったりしたら大変。
 あれ?今年はいないのかな?木を揺すると何匹か飛び立つのですが、その気配がありません。
 しかし、やっぱりいました。

 
 でもずいぶん小さいです。
 一昨年はこれの4倍はありました。これはどうしたことか? 何か異変があつたのでしようか?

 ポポー畑で。

 ネットにくっついた二つの泥の器



 トックリバチの巣。
 一つは穴が開いて一つは塞がれていました。これから羽化して出てくるのかな?

 
 直径2センチくらいの小さな巣です。ところが同じ畑でとんでもなく大きなのを見つけてしまいました。
 ケイタの握りこぶしくらいあります。

 
 もう、穴が開いています。中には何もいない?




 ネットについていた巣と大きさを比べてみました。

 
 泥バチのなかまだとは分かりますが、なんなのか?
 2週間くらいして、思い切って中を見てみることにしました。
 横から見ると、こちらにも穴が。アパートみたいなもの?


 じやあ、きっとからの巣よね。と、木から外してみたらー



 うわー、ごめん。まだ中にいました。幼虫か蛹か?順次羽化してくるということ?
 とにかく壊したままにはしておけないけど、どうすればいいのか分かりません。ボンドを持っていたらくっつけるんですけど、畑にそんなもの…
  そこで持っていたらネットの紐を抜き取り元通り木に縛っておきました。巣よ、もう少し頑張って。



コメント (4)
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