あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

いも・イモ・芋

2018-12-10 01:02:40 | 野菜・果物・料理など
 今年ほど芋の集まった年はなかったですね。里芋はあれからまたコンテナいっぱいもらってーもちろんあちこちにお裾分けするのですが、田舎ではどこのおうちも作っていて、なかなかもらい手が・・・・うちでは正月のお雑煮は里芋とお餅だけで(これってどこのうちでもなんでしょうか)、野菜をいろいろ入れたお雑煮とはずいぶん違っていました。お正月には里芋は必需品なんです。
 
 いろいろな料理に使ってみました。
 里芋のシチューとか


 おでんとか
 カレーとか
 皮を剥くのさえできれば使い道はあるのですが、その皮むきが時間がかかるのでなかなか使い切れません。

 それから、弟がヤマイモをくれました。



 なんか、サンショウウオの子どもが泳いでいるみたい。なんと長芋なんですって。スーパーで売られている長芋とはずいぶん違います。どうも土地が粘土質で合わないらしく、まっすぐに伸びてくれないんだそうです。
皮を剥くのにこれまた手間がかかりましたが、すりおろしてみると



 しっぽというか根元の方まですってもあくが少なくほぼ真っ白のとろろ芋ができあがりました。市販のながいもより水気が少なく、つぐねいものよりは粘り気が少なく山かけにするのにほどよいお芋でした。

 それからそれから

 サツマイモ
 9月のまだ走りの頃たくさん頂いてうれしかったのですが、それから孫たちが次々と芋掘りをしてー

 とくにこの畑の芋は育ちがよかったらしく、1本の蔓に


 これ、全部くっついています。
 そして、たくさんの芋の山からトラオがチョイスしたのは



 ゆうに30センチ越え。 まな板の端から端までありました。これを半分いもけんぴにしたら、バットいっぱいできました。



 おいしいし、砂糖の絡まり具合もちょどいい。会心作です。

 大きいのは切って料理に使うしかありません。
 輪切りにしてレンジでチンしてバター焼き、天ぷら、
 サツマイモとりんごの重ね煮。サツマイモってバターが合うんですよね。



 芋ご飯・・・



 米が見えないほど芋を入れて炊きました。トラオのうちにも持って行きましたが、おいしかったらしくまた作ってねとリクエストされました。
 スイートポテトはまだ作ってません。買ってきた生クリームの消費期限が切れそう・・・

 ヨウコが掘ってきたのもあげようかと言ってくれましたが、断りました。もういっぱいあるから。
 それなのに、思わぬところでまた芋掘りをするはめになりました。

 今年の冬、強風でビニールが飛び、パイプがゆがんで使い物にならなくなったハウス。マンゴーも、バナナ、パイナップル、ジャボチカバ、ミラクルフルーツ・・・寒さで枯れてしまったと思ったのに、ちゃんと生きていました。だけど、夏の間放置していたため蔓性の植物が絡みつきもう荒れ放題だったのです。なんとかハウスを建て直し、草を刈って、絡みついた蔓などを引きはがしていたとき、マンゴーの木に這い上がっているサツマイモの蔓を発見。




 へえ~、サツマイモの蔓って這い上がるんだ~ 地面を這うのしか見たことなかったのでびっくり。でもこれもかたづけましょうと蔓を引っ張ったら

 

 赤いきれいなサツマイモがころんと出てきました。それからつぎからつぎへとー 芋づる式ってこういうことを言うのねえ。




 この貫禄のあるのが親芋のようです。


 肌は荒れ、かたくなってなんだか歳をとった自分のようでもあります。
 その蔓は



 太さはわたしの小指くらい。この蔓でかごが編めそうなほど丈夫です。しかもまあるく縛ってあるしー自縛?だれも蔓を縛ったりしてません。

 これなんか触角を持った生き物のようでしょう?



 掘ってたらツクシも出てきた。


 けっきょくこれだけ掘れました。



 これね、紅はるかだとおもうんです。黄金千貫と紅はるか、一個ずつをもらったのを、食べるのがもったいなくて埋めておいたんですね。もう2,3年前です。埋めたのはここから3,4メートル離れたところ。それがマンゴーの所まで進出してきたんだと思います。元々の埋めた場所にも蔓が広がっています。だからここを掘ればもっともっとあるはず。だけどこのままにしておくかなあ。来年蔓を採ってきちんと畑に植えましょうか。
 
 これらの残った芋は発泡スチロールの箱に入れて冷蔵庫の上に置いておきます。冬の間にますます甘くなって焼き芋にしてもおいしいんですよ。 




コメント (6)
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