あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ツバメの巣立ち

2016-06-26 20:35:10 | 生き物
 巣が半分くらいできたところで見切り発車してしまったツバメ。
 雛が生まれても丸見えです。納屋の中とは違って明るいのとよく見えるのとでわたしは頻繁に写真を撮りました。

 生きてるのか?


 目も開いておらずくたっと巣の端にもたれたままの子ツバメ。わずかに口があくものの、何だか苦しそう。

 親鳥がえさを運んできました。弱々しい鳴き声が聞こえました。今までジャアジャア、ジュクジュクと賑やかにえさをねだっていたイメージとはずいぶん違うので心配しました。

 でも心配は要らなかったようです。つぶらな瞳がならんでいます。ほかの巣は深いので、こんな幼いときには見えなかったのですね。この巣は浅いのでめったにみられない姿が見えたわけです。



 このツバメたちも大きくなるにしたがって声も大きく大騒ぎするようになりました。そしてほかの巣の半分の浅さにもかかわらず巣から落ちることもなく大きくなりました。



 こちらは納屋の中で巣から落ちてしまった別の子ツバメ。すみません、自分の糞の上に落ちてしまったのであまりきれいな写真ではありません。



 さて、子ツバメの成長はあっという間でした。
 ある日、家の周りでたくさんのツバメがとまっていました。





 いよいよ巣立ちを迎えたのです。
 しかし、巣にはまだ飛び立つ勇気のない子ツバメが。



 親鳥が何か説得しているようですね。



 それから1日たってこの小さな巣はからになりました。ことし、我が家に来たつばめはへびにやられることもなく巣から落ちた雛も人間の手で元に戻して無事に巣立っていきました。

 めでたしめでたし。
コメント (4)
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