あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

黒いみかん

2012-03-05 01:42:16 | 植物
と~っても気になる・・・・



 黒いミカン?!!! 
 初めて見たときは、ついに寒さで腐ってしまったか、と思いました。車でちらっと見ただけなので。(写真が青っぽいのは、ハウスの周りに青いネットが張られており、そのネット越しに撮ったためです。)
 
 何度か通るうちにようやく気がつきました。



 黒い袋のようなものをかぶっているだけだったんですね。 紙袋をかぶせたのもあります。



 桃やびわなど、夏のくだものには、虫に食べられるのを防ぐため袋をかけますが、虫もいない今頃何のために?
 夫に聞いてみましたら、直射日光に当てないためだとかどうとか??? 詳しいことはわかりませんでした。
 すぐ隣のハウスでは、高級柑橘のデコポンが立派にぶらさがっています。



 デコポンはへたの近くがひょうたんのようにふくれあがっているのが特徴ですね。



 でも、こちらは袋はかけてないのです。 柑橘によってお世話の仕方がちがうみたい。


 ミカンどころ愛媛では、今、新しい品種の柑橘がたくさん出回っています。「せとか」とか「あはるか」とか「はるみ」とか「きよみ」とか・・・ひらがなでかくと女の子のような名前の柑橘がいっぱい。唯一、愛媛でしか作られてないという「かんぺい」というのが男の子みたいな名前ですね。 いずれも最高級品は1個600円以上はします。都会のデパートだといくらくらいするのかな?
 
 いろいろ買って食べ比べているのですが・・・

 
 あ、これはそんなに高いのではなくて、産直市で買ったB級品の安いの。 ありがたいことに、どんな高級柑橘にも規格外品があって、それが安く買えるんですよ。
 上の黄色いのが「はるか」 左下のが「せとか」。白いクッションをかぶっているのが、「かんぺい」
 「はるか」は、5個入り380円。安いなりに小さくて皮が固く食べるところが少ない。でも酸味がほとんどなく甘くておいしかったです。せとかは2個で290円。よいものは香りもよくおいしいのですが、さすがにこの値段ではちょっとすっぱかったです。かんぺいは少しはり込んで1個290円のを買いました。このくらいのお金を出すと十分おいしいですね。
 

 で、いかに高級柑橘といえども、見栄えの悪いのはジュース工場行き。

 

 多分1個500円以上する立派なのは、黒いミカンのようにひとつひとつ手間をかけて育てているのだと思います。 
 やはりそれなりのお値段なんです。

 「ああ、一度、2個1200円するみかんを食べてみたいなあ。」と言ったら
 「誕生日にいろいろ買ったげようか?」と、ぶじこ。
 おお、それはうれしい。「でも、いろんな種類買ってたら何千円もするんだよ。」
 「あ、そうか。」
 にわかに現実にもどったようでした。
コメント (6)
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