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シーフードキッシュ


 ウィスキーを飲もうと思って冷蔵庫から氷を出そうとしたら、冷凍庫の底になにやら薄い四角いモノが鶏肉の下敷きなっている。なんだ。冷凍パイシートであった。昨年末にアップルパイを作った時、使った残りだ。2枚ある。使わないともったいない。
 さて、どうする。鶏肉の隣に冷凍シーフードミックスがある。野菜室にはほうれん草がある。よし、これでキッシュを作ろう。シーフードキッシュだ。
 パイシートはしばし室温に置き、やわらかくなったら、めん棒でのして広げる。シーフードは解凍して、ワインをふって下味をつけてさっとバターで炒める。ほうれん草はゆでて食べやすい大きさに切る。
 ボールに卵と生クリームを入れて混ぜる。塩こしょうで味を整える。キッシュ型の内面にバターを塗り、のばしたキッシュを貼り付ける。底をフォークでつついて穴を開ける。シーフードとほうれん草を入れて卵生クリーム混合液を流し込む。チーズをのっけて、200度のオーブンで20分焼く。これでできあがり。ウィスキーのアテにもいいだろう。 
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クリームシチュー鍋


 3月になって少しは寒さもやわらいできましたが、まだまだ寒さ厳しき今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、先般、ご用立ていたしました8000億。貴社にていかようにお使いくだされてもけっこうでございます。
わたくし、若いころは広告の仕事をしておりました。そのころ貴社のPR誌編集の御下命をいただき、貴社の売り上げの一助となるべく編集に務めました。そのおり記念品として拝領いたしました芯出し鉛筆はいまも愛用いたしております。また、小生が使う電卓は貴社以外のモノは使ったことはありません。
 このように、わたくし、貴社に対してはひとかたならぬ思い入れがございます。それが、昨今の貴社の状態に心を痛めておりました。このままでは、貴社は外国の企業の傘下になります。わたくしは、日本人として関西人として、関西発祥の企業たる貴社を救う方法を考えました。そこで些少ながら、わたくしのポケットマネーにて、まことに失礼とはぞんじますが、援助させていただいたしだいでございます。マスコミは貴社が外国企業傘下になるのは決定されたように報じますが、正式契約はまだなされてませんでしょう。そこで、貴社の社長様と外国企業の会長様を拙宅にお招きして粗宴などいたしたく思い、かように書状をしたためたしだいでございます。
 なお、お口汚しかと存じますが、季節柄、鍋なと用意いたします。クリームシチューを鍋仕立てにいたします。金に糸目をつけず厳選された素材を、拙宅お抱えのシェフが腕によりをかけて調理いたします。
 ひとつ鍋を囲んで、貴社の行く末にとって最も良き方策を考えようではありませんが。
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料理の新常識


   水島弘史       宝島社 

この本でいっていることは三つ。
 1.加熱は弱火。
 2.塩は正確に計測する。
 3.包丁はていねいに。
 まず1番。肉を焼く時、まず強火で焼いて、表面を固めて中までじっくりと火を通す。これが今までの常識。熱いフライパンに肉を入れると、その瞬間、肉の水分が流出、アクや嫌な臭みが肉の内部に残る。冷たいフライパンに肉を入れ、弱火でじっくりと時間をかけて焼くべし。
 これはテフロンのフライパンだからできるのではないか。この本で使っているフライパンはすべてテフロンだ。小生(雫石)が主に使っているフライパンは鉄だ。鉄のフライパンは使う前、まず空焼きして油を流して、油ならしをして使う。冷たいフライパンに肉をいきなり入れると焦げつく。
 2番。キッチンには電卓をおいておくべし。塩少々、塩ひとつまみ。こういうアバウトな塩の使い方はダメ。おいしい計算式がある。素材の重さ×0.008=塩の重さ。塩は0.1g単位で厳密に計って使うべし。調理にかかる前に素材の重量を測って、電卓で計算して使う塩の重さを測るべし。
 こんな面倒くさいことできるか。
 3番。包丁で素材をたたき切ると、素材の細胞膜が破れてうまみが流れ出る。包丁はていねいに正しい握り方と姿勢で使うべし。
 これはいわれなくても、小生(雫石)は実行している。速水もこみちは包丁使いが自慢らしく、トントンと派手に音を立ててキャベツを千切りしているが、あれではダメ。機会があれば勝負したいが、小生が切ったキャベツともこみちが切ったキャベツでは、たぶん小生のキャベツの方がおいしいだろう。
 土井善晴さんも同じことをいっていた。包丁を飛行機、まな板を滑走路だと思って、軟着陸させるように包丁をつかいなさい。料理が上手な人のまな板はキズがない。
「だまされたと思って試してほしい」というのが本書の副題だが、総括すれば小生(雫石)は試さない。1番はケースバイケース。強火がいいときは強火を使う。実は試しに家人が鶏肉をテフロンで弱火で焼いた。確かにふっくらと焼けていた。2番は小生は実行しない。3番はいわれなくてもやっている。
 さして役に立つ本ではなかった。
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党の名前ぐらいしっかり決めよう

 民主党と維新の党が合併して新党をつくる。この新党の名前をどうするかで、すったもんだしている。
 民主党側は「民主」という文言を残したい。維新はまったく新しい名前の党にしたい。まだ、結論はでてないが、新党名をネットで公募するとか.
 こんなことでは政権交代は夢のまた夢。名は体を表すという言葉を知らんのか。名前より中身が大事という人もいるが、党名というのは政党にとっては看板。国民はまず看板を見て中身を判断するのだろう。まず合併ありきの野合といわれてもしかたがないだろう。
 だいたいが、議会制民主主義での政党のあるべき姿を考えればわかるだろう。
「われわれは、こういう主義主張を持ってます。われわれに政権を任せてもらえれば、こういうことをします。われわれは○○党です」で、凸凹党や△△党があって、国民はどの党かを選んで政権を委ねるのだ。それが「自分たちの党の名前を決めかねます。党名は国民が決めてください」こんな党に安心して一票が投じられようか。
 野党第一党の民主党の責任は大きい。自民党一党独裁が日本の政治状況にとって健康な状態であるとはいえない。複数の有力政党があって、政権与党を常にチェックする。与党のいいところは後押しし、悪いところはブレーキをかける。今は自民党の暴走といってもいい。与党内のブレーキ役たる公明党も、あまり効きの良いブレーキではない。
 民主党も与党だった時期もあった。あの民主党政権は失敗だったという人も多い。小生もそう思う。しかし、あの失敗を糧として、民主党の成長に期待する。政権奪取する前に、自分たちの党の名前ぐらい、ちゃんと自分たちで決めるべき。
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高圧ガス講習会に警察が講師に?

 小生は高圧ガス取扱い主任の有資格者。会社のCEタンクの保守取扱い責任者だ。もちろん溶接用の炭酸ガスや酸素の購買仕入れも行う。
 こういう仕事をしているから、ときどき高圧ガスの講習会に出席する。県の高圧ガス保安協会や消防の人が講師だ。小生はガス使用者だから、使用者向けの講習会に参加するが、きのうは販売者向け講習会があった。それに参加していた人に話を聞いた。
 高圧ガス関係の講習会の講師というと、県、消防の人だったが、最近は警察も講師として登壇するとのこと。なぜ警察が高圧ガスの講習会に?
 盗難車に関係するのだそうだ。高圧ガスと盗難車?自動車窃盗団が車を盗むと、ひと目のつかない田舎に持って行って解体する。この自動車の解体にアセチレンや酸素のボンベが必要。ガス切断に使うわけ。なんでも1台の車を1時間ほどでバラバラにするそうだ。たいへんに手際がよろしい。
 トヨタのハイエースが人気で、特によく盗まれるそうだ。ハイエースのオーナーはどうぞお気をつけあれ。なぜ日産のキャラバンではないのか判らないが、ハイエースのエンジンが船用のエンジンにいいんだそうだ。ハイエースのエンジンがソマリアの海賊船のエンジンになっていることもある。
 この自動車窃盗団、外国人が多い。だから警察が高圧ガス講習会にやって来て、高圧ガス販売者に協力を要請するということだ。 
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3月になりました


 3月になり.ました。カレンダー上は春のはずなんですが、まだまだ寒い日が続きます。早く暖かい春になってもらいたいものです。
 気温はまだまだ寒いですが、日は確実に長くなっていますね。私の朝は早いです。4時には起床して、6時には家を出ます。最寄の駅まで自転車を使っているのですが、少し前まで、朝6時というと、まだまだ暗く、自転車のランプを点灯する必要がありました。それが、最近は、だいぶ明るくなりランプは要りません。自転車用のランプです。前輪で発電機を回してランプを光らせます。そのため、少々ペダルが重いです。ランプが要らないと発電機を回しませんからペダルが軽いです。
 まだまだ寒く、気分はうかれませんが、自転車のペダルは軽いです。そのうち暖かくなって、心もペダルも軽くなるでしょう。
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