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前立腺風雲録 第7回

 2008年7月18日。芦屋の吉田泌尿器科で前立腺の針生検の結果を聞いた。異常なし。とりあえず前立腺癌の心配は去った。前回の最後に「心は快晴であった」と書いたが、実は快晴は半分だけで、もう半分は黒雲がたちこめていたのである。
 前立腺針生検の結果が出るこの日の日中、先般受けた会社の健康診断の結果がかえってきていた。小生もサラリーマン生活が長いから、会社の健康診断は長年受けてきた。若いころはとくだん異変はなかった。健康診断は、仕事の手が休められる息抜き程度の認識であった。少々肥満ぎみであったが別に気をつける必要はなかった。さすがにトシを取る従い、血圧や中性脂肪、尿酸値、血糖値などの数値はBやCランクとなり、気をつけるべき状態になった。それらの項目は数値を気にするようになったが、気にもとめない項目もあった。
 胸部X線検査。こんな項目異常との判定が出たこともない。気にもしなかった。ところがこの時の、この項目には見慣れない文言が書いてあった。「腫瘤状影」ドキッとした。肺癌?!
 小生、若いころは確かにヘビースモーカであった。日に40本は吸っていただろうか。ところが20年前に禁煙。それから1本もタバコは吸ってない。
 前立腺癌は癌の中でも進行も遅く、比較的タチの良いモノだと聞いていた。ところが肺癌である。冗談ごとではない。
 とりあえず、二つの心配事は一つになった。大急ぎで近くの呼吸器科でレントゲンを取ってもらう。
「あなたの肺はきれいなもんです。だいじょうぶです」とのこと。
 会社の健康診断のような集団検診の場合、少しでも疑問点があれば、異常ということにするとのこと。
「心配いりません。よくあることですよ。はははは」
 これで、心は100パーセント快晴になった。
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巡洋戦闘艦タイガーウィンドゥの航海 第5回 航路復帰

このところ続いていた防御用近接対空機関砲の不調が、今夜の海戦ではまともに機能した。バルカン・ファランクス・イヨがカタログ通りの性能を発揮。敵駆逐艦スワローテイルの対艦ミサイルを処理した。
 タイガーウィンドゥの主砲三番砲イトが的確に敵艦の急所を砲撃。スワローテイルを撃沈した。
 ダッチロール航行を続けていたタイガーウィンドゥはなんとか、正常の航路に戻った。
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