雫石鉄也の
とつぜんブログ
阪急 春日野道
ごらんのように大変狭い島型のプラットホーム。この駅に停まる普通電車ならいいが、停まらない急行や特急が高速で通過すると少々怖い。
阪急春日野道である。今は同じ会社になったが、昔はライバルだった阪神と阪急。東西の両端、梅田と三宮を別にすれば、阪神阪急で同じ名前の駅が二つだけある。御影とこの春日野道だ。阪急御影界隈は閑静な住宅地だが、阪神御影は下町といっていいところだ。御影は同じ名前の駅だが、阪神と阪急ではまったく違うロケーションに駅がある。ところが、春日野道は阪神も阪急もおなじような雰囲気のところに駅がある。駅周辺は両方とも気さくな庶民的な街だ。
この両方の春日野道駅は一つの商店街で結ばれている。阪急春日野道駅を南側に降りると商店街の入り口がある。これが春日野道商店街。神戸の代表的な商店街だ。なかなかにぎわっている商店街だ。決しておしゃれな商店街ではないが庶民的で、気楽にお買い物ができる。
この商店街を400mほど南に歩くと国道2号線に出る。ここが春日野道商店街の南の端。すぐ目の前の地下が阪神春日野道駅だ。阪神春日野道もホームの幅が狭い島型、しかも地下だから、昔は日本一怖い駅といわれた。しかし2001年に改良工事がなされ、相対式ホームとなり怖い駅ではなくなった。これで阪急の春日野道駅の方が怖い駅となった。昔は同じ名前のみならず、同じようなスリルを味わえる駅だったのだ。
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