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秋の釜めし


 釜めしや。うらめしやないで。かまめしやで。まず、肝心のめしやけどな、里芋ごはんにしたで。米は洗っておく。里芋は皮をむいて、塩でゴロゴロしてぬめりを取るんや。そんで小さく切る。里芋そのまんまやと食べにくいやろ。
 米の上に里芋を乗っけて水を入れるんやが、別の料理に使うた干し椎茸の戻し汁があったからそれを使うた。干し椎茸を戻したら、戻し汁ほかしたらあかんで。もったいないやんか。こうして別の料理に使えるんや。塩、醤油、酒で味付けして炊くねん。
 ご飯の上に乗っける具は、錦糸卵、ほうれん草のナムル。ぼっかけ天や。錦糸卵はいつものワシの作り方。ナムルのほうれん草はゆでて、すりにんにく、塩、薄口醤油、ゴマ油で味付けしてムンチ。最後に白ゴマをふるんやで。ぼっかけ天はいつものようにスジ肉を煮る。で、これを天ぷらにするんやけど、冷蔵庫で冷やしておくんや。まちごうても肉が熱いまま揚げたらあかんで。ちゃんと冷やしておく。冷とうなった肉に、小麦粉と水の衣をまぶして揚げるんや。衣に卵はワシは使わんかった。
 里芋ごはんの上に錦糸卵をひいて、その上にほうれん草とぼっかけを乗っける。大根おろしもちょっとそえよやないか。
 これはうまいで。ぼっかけ天がうまい。中の肉がうにゅうにゅとしとって、衣がサクッ。うにゅサクッ。それに里芋の食感もあいまって、なんともいえんうまさや。おすすめやで。
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神さまの置き土産

 あきらかに力の差が歴然とした蛇足シリーズやった。スタンドみたらわかるやろ。聖地甲子園の半分が真っ赤か。ここは広島市民球場かいな。
 どっちが2位で、どっちが貯金チームかわからへん。打つしファインプレーするし、バント決めるし、広島ええとこばっか。打てへん。守れへん。ピッチャーは暴投する。キャッチャーは後逸する。阪神はあかんとこばっか。
 昨日は、京都SFフェスティバルで京都へ行ってたから見れへんかったけど、ぜんぜんダメやたんやな。きょうもこの体たらく。巨人のお相手は広島で当然やな。こうなりゃ、なんとしても広島に(仮)日本一になってもろて、借金チームが日本一になったちゅうって、こないな蛇足シリーズがなしになったら、これにこしたことはない。
 最後の最後に、神さま桧山がホームラン打って、満天の阪神ファンにせめてもの慰めにしてくれたんが、ありがたい。さすが桧山や。
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