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9月22日(月) 阪神の優勝は?日本一は?

 阪神が巨人に三連敗して、最大13あったゲーム差がとうとうなくなり、同率首位になってしまった。これからペナントレースが面白くなる。あんなに2位チームとの大差があれば、スリルも何もなくて面白くない。ペナントレースを面白くするために阪神が立ち止まって待っていてやったのだ。との負け惜しみをいいつつも、冷静に見るとどうも阪神の優勝と日本一はかなり危ういと小生は見る。
 色々な虎ブログを見ると、まだまだ阪神有利、巨人の優勝はない、との見方が多いが、とてもそんな楽観的な状態ではないだろう。小生とて長年の阪神ファン。阪神の優勝を信じたい。しかし願望と現実は違う。
 巨人の状態が良い。小笠原、阿部といったベテラン、ラミレス、イ・スンヨプなどの外国人。山口、坂本といった若手が等分に働き、それぞれ活躍している。リリーフエースのクルーンもこのところ不安定さがなくなってきた。もし、単独首位に立ったとしても、それで精根尽き果てるのではなく、勢いをつけてそのまま突っ走りそう。
 阪神は打線はなんとか点を取れるようになってきたが、投手がだめ。開幕以来ローテーションを守ってきた、安藤、下柳、岩田の表3枚で3連敗してしまった。その先発を補うべき中継ぎ陣が崩壊。困ったら江草の江草はお疲れ。渡辺、ウィリアムスもダメ。0封を続けていたアッチソンも打たれた。久保田は2軍。藤川の出番をつくれない。くやしいが優勝はしんどいと小生は見る。
 なんぼなんでもクライマックスシリーズには出られるだろう。と、なると現状では巨人、広島が相手となる公算が大きい。阪神とすれば広島より中日の方が組みしやすいだろう。だから中日には3位に留まっていて欲しかったが、エース川上は2軍。看板の荒木井端コンビの井端が怪我。中日頼りにならず。それに巨人、広島、両チームともがんばらなくてはならない理由がある。
巨人。昨年のセリーグ優勝チームでありながら、日本シリーズ出場を逃し、中日ドラゴンズに日本一の名を成さしめてしまった。今年こその捲土重来の気運がさぞかしみなぎっているであろう。
広島。貧乏球団で苦しい時も、古葉監督時代の栄光の時も、チームの母として育んでくれた広島市民球場。その球場ともお別れ。なんとしても日本シリーズを広島市民球場でやりたいだろう。
以上のごとくクライマックスシリーズは阪神の苦戦が予想される。それに岡田監督は北京で失敗した星野監督以上に短期決戦に弱い。このように考えると、阪神タイガースの野球を楽しめるのもあと14試合ということになりそう。まことに残念だが阪神ファンは覚悟を決めた方いいようだ。こんな悲観的なことはいいたくないが、この小生の見方が外れていることを願うばかりである。最後に、阪神タイガースがどうなっても小生は応援を続けるぞ。

追伸。
阪神VS横浜。3対2で阪神、このところ苦手の横浜に勝つ。なんだかずいぶん久しぶりに藤川がしめて勝つ。初先発の石川は見事なピッチング。あっぱれ。救世主になってもらいたい。石川は5回まで。あとはアッチソン→藤川と2回ずつ。このところお疲れの江草、渡辺、ジェフはお休み。今は頼りになるのはこの二人だな。
巨人も広島に大勝しているが、ちょっとだけ光が見えたかな。
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