風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

ロマンティック

2012年12月18日 | 雑感

パリの夜景を飛行機から見ますと熟したバラの花のようです。
街灯が日本のものより赤っぽいというのもあるのでしょうが、放射線状に道路が延びていますから、
なおさら花のように見えます。

イギリスに行くとまた全然違った夜景が飛行機の窓の下に見ることができます。
郊外にひときわ明るいところがありますと、それは決まってサッカースタジアムです。
周囲は真っ暗なのにそこだけが煌々と輝いています。

シベリア上空などを飛んでいるときは、大地にひたすら漆黒の闇が広がっています。
日本近海に来ますと、イカ釣り船の灯りが海の上に蛍火のように広がっています。

飛行機から見た夜景でもそれぞれの国に個性があります。

今は移転して広々とした空港になりましたが、昔の香港の空港は建ち並ぶ高層ビル群の間をすり抜けるようにして、
離発着をするようなスリリングな空港でした。
ビルのベランダにいる人を目視できるような、そんな感じでした。

20年くらい前のモスクワの空港には、中東方面からの人々と思われる人たちが空港施設内で暮らしていました。
どういう事情があってそこに居座っているのか見当もつきませんでしたが、なにか日本にはなじみのない
國際事情の厳しさみたいなのを感じました。

なんでこんなことを回想しているのかというと、なんだか海外に行きたくなってきたからです。
もう2年くらい行ってないと思います。
趣味といえば見知らぬところをうろつき回るのが好きでしたから、そろそろ欲求不満になってきているかもしれません。

昨日、店が終了後、映画を見に行きました。
冷戦時代のイギリスの諜報部員の地味な映画でした。
その後、映画館近辺の飲み屋街をうろうろ歩いてみました。
小雨も降り、昭和レトロ感溢れる路地を歩いていたら、なんだかロマンチックな気分になったわけです(笑)。
昔通ってた中華の食堂が開いていたので、そこでおいしい料理も食べました。
いつもの街なのですが、心の心の状態がロマンチックになっていますので、見え方が違うのです。
雨で濡れた路地裏のネオンなどというものに、とても心がときめくのです。

まぁ、そんな気分の延長線上に、海外の光景が脳裏を走るといった感じです。
たわいもない話でゴメンナサイ。

来年はただの遊びではなく、何らかの有意義な繋がりを求めて海外に行くつもりです。
ヨーロッパになりそうな気配です。
仕事頑張ろうっと。