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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その203 『原鉄道模型博物館』 その1

2017年06月18日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
日本で初めて鉄道が開通した横浜に、2012年に開館した『原鉄道模型博物館』があります。
当博物館は、原信太郎が製作・所蔵した世界一ともいわれる膨大な鉄道模型と、鉄道関係コレクションを、一般に公開するものです。

陳列されている模型の数も膨大なので、その一部を説明版を引用して紹介します。

箱根登山鉄道『チキ型チキ1』です。
天下の険、箱根の山を走った美しい木造の登山電車です。
急勾配路線を走るために新造された登山電車です。



『金剛山電気鉄道22号』です。
朝鮮半島に存在した伝説の登山電車です。
当時日本の鉄道では珍しい鋼鉄製の車両で、最大50%の勾配を登った登山電車です。



信太郎の鉄道模型の特長の一つ目は、蒸気機関車から電気機関車へと鉄道が著しい発展を遂げた時代の日本・ヨーロッパ・アメリカを中心とした世界中の鉄道車両を再現したコレクションであることです。

『スイス国鉄Ae4/7形』ブッフリ式駆動装置を搭載したスイスの電気機関車です。



『阪神電気鉄道311形311』です。
関西で流行した5枚窓とブルーの車体が印象的です。
阪神電気鉄道が1921年導入した木造電車です。



原信太郎は、鉄道の技術革新があると、世界のどこへでも実際に見に行き、乗車し、当時珍しいカメラや16mmフィルムに収めています。
そのようにして収集された膨大な鉄道資料や旅行の資料、技術資料の数々の一部も博物館でご紹介しています。
原信太郎が使用していた16mmカメラなどです



『グレート・ノーザン鉄道 No.1』です。
動輪直径を長くして演習を長くすることで、平均速度80/Kmで走りました。



『チェサピーク・オハイオ鉄道 H8型』です。
アメリカ東部のアルゲーニー山脈を越えるルートで使用され、最大5200トン積載可能でした。



日本の『国鉄C59型』です。
幹線旅客列車用で1947年までに147車輌がつくられました。
戦中戦後に走っていた車輌です。



『国鉄18900型』です。

最高速度100/kmを目指し、狭軌鉄道として当時世界最大の1750mm径の動輪を使用しました。



南満州鉄道の『ミガシ形ミガシ 1650』です。



次回はジオラマの紹介です。

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