その後、気のせいか日増しに元気がなくなり、 『ヒィー』 や 『キャイィーン』 と鳴く頻度が多くなり、時にはトッポの体に触れただけでも鳴くようになってしまったのです。
これは、大変だー! ということで、数日後病院へすっ飛んで行きました。
家族曰く、テレビで舛添さんが介護経験で、医者には男が話さないと医者も真剣に対応してくれないと話していたよと言われ、バカ親父が懸命に直訴しました。
それでは、レントゲンを撮りましょうということになりました。
結果、急遽、病院長が出てきてレントゲン写真を指しながら、 『頚椎のヘルニアですね。 首の根元(第5か第6椎間板』のヘルニアが、神経系統を圧迫して痛みがでているのです。』 との非常に事務的な説明。
『どうなるのですか? どうすれば治るのですか?』 と尋ねると
『これは、治りません。(キッパリ) 痛みを抑えて様子をみるしかないです。』 と、言われた。
『で、でも 対処療法とか手術とかはできないのですか?』 と、食いさがったが、
『手術は部位が部位だけにリスクが高く、緊急の場合以外はおすすめしません。 あとは、副腎皮質ホルモンを投与?して炎症を抑える方法があります。 手術と対処療法の違いは、効果の点で5%ぐらいの差と報告されているので、当病院では、対処療法をすすめています。 それから........... , あと........』
その後も、少し説明を受けたような気がするが、動顚 していたこともあり、よく思い出せない。
最後に、『ゲージの中で安静にして、患部に負担がかからないようにしてください。』と言われ、さらに追い討ちをかけるように 『もし、腰が抜けたり、四肢に異常が出た場合は、6時間以内に病院に連れてきてください。 さもないと、死にいたることもありますから...』
ショック症状のまま、家に帰り トッポをできるだけ動かさないように、安静にさせています。
トッポは、なにも分からず、どこか寂しそうです。
(続く.....)