走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

君の椅子プロジェクト

2010年05月21日 23時56分32秒 | ちょっといい話
 北海道の東川町では、赤ちゃんが誕生すると特産木材で作られた椅子がプレゼントされます。
その椅子がデザイナーとのコラボで、毎年、デザインが変るというのです。
なかなかオシャレでぜひ、ホームページ(http://www.kiminoisu.com/)でご覧になってください。

 そして、何よりもまち全体で子どもの誕生を祝う、この素敵なプロジェクト、心温まります。
 また、ホームページに素敵なメッセージがありましたので以下に掲載させていただきます。

君の椅子プロジェクトとは

 「誕生する子どもを迎える喜びを、地域の人々で分かち合いたい」。

 このプロジェクトは、旭川大学大学院ゼミのそんな会話からはじまりました。
 そして、旭川大学大学院教授磯田憲一を代表とする同大大学院生などのプロ
 ジェクトチームが設立された。


 『君の椅子』は、地域の人々が生まれてくる子ども達に地域に集積されてきた
 技術と道産の木材によって創られた“椅子”を贈るプロジェクトです。


 「ようこそ。君の居場所はここにあるよ」。

 椅子を通じて、地域で子どもの成長を温かく見守るとともに、
 世界に誇る旭川家具を内外に発信したい、そんな願いを込めて構想しました。

 構想から今日まで、この取組に共感いただいた方々のご協力により準備を進め、
 この度、東川町の皆さんのご尽力によりプロジェクト初の具体的な取組が実現
 することになりました。

 今後は、市町村はもとより、町内会、地域グループなど、全道・全国の幅広い
 方々にもご賛同、ご参加いただき、子どもたちを温かく見守る輪が広がること
 を期待しています。

                        チーム「君の椅子」


「向こう三軒両隣」

  かつて暮らしの中で息づいていた、優しく柔らかな地域の絆を
  ほのぼのと思い起こさせてくれる言葉です。

  一見、過去の記憶の中に閉じこめられた言葉であるように見えて、
  しかし、私達がこれから目指すべき地域社会の未来を指し示す、
  古くて新しい言葉です。

  高齢社会がスピードを上げて到来し、少子化も予想を超えて一段と
  進んでいます。

  少子高齢社会は、年齢を重ねることに、勇気の持てる社会、
  そして新しい生命のスタートを地域が支え、その誕生に「ありがとう」を
  言える社会でありたいと思います。

  その循環があってこそ、それぞれの人生を懸命に、豊かに生きて、
  限りある生命の営みを未来にバトンタッチしていけるのです。

  経済性や利便性だけでなく、地域社会の優しく、柔らかなネットワークを
  少しでも取り戻していきたい、
  そのためにひとりひとりがそれぞれに小さな取組みを重ねていく、
  そんな思いを込めて私達は「君の椅子」プロジェクトを立ち上げ、
  その一歩を踏み出しました。

  北海道という地域の持つ財産とその潜在力を活かして、
  「新しい生命」、「新しい市民」の誕生を暖かく見つめ支え合う
  地域コミュニティ、その再生の火を灯す役割を担いたい、
  それが私達”チーム 君の椅子”の願いです。


  チーム 君の椅子 代表 磯田 憲一



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