走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

中学校の体育祭

2011年09月18日 21時36分25秒 | つぶやき
 今日は中学校の体育祭があるというので出かけてきました。

 昨日は雨で体育祭の開催は無理かなと思っていたのですが、朝起きると曇ってはいましたが雨は降っていません。
開催が危ぶまれていたのですが、事前に学校に問い合わせたところ予定通り開催するということでしたのであわてて身支度をして出かけました。

 予定通り(プログラムは)進行していったのですが、「スパイダーロード」という障害物競争の時に、あることに気づきました。
障害物ごとに審判を生徒自身に担当をさせているということです。
これがなかなか厳格で、通り過ぎていてもできていない場合は呼びに行き、そこからもう一度やり直させるのです。
競技をしている生徒はいっぺんに心が萎えしまいます。
おそらく自尊心が傷つきながらゴールしたことでしょう。

 このことを審判役の生徒からの考え方と競技して指摘された生徒の考え方のどちらで考えるかで、まったく正反対の考え方になることでしょう。
 
 見ていた大人の一人が、「私たちならあそこまで厳格にはできませんなあ」と横の人に語りかけていました。

 つまり、ナアナアが一番と言うことをいいたかったのでしょうか。

 審判役の子どもの心が傷ついていないと思ったのでしょうか。
 誰よりも審判役が一番辛いということを理解してやれない大人が増えたから、この国はおかしくなってきたんじゃないのかと思ってしまいました。

 私たちは、法というものをつくる立場にあります。
 それだけに、法令を遵守しなければなりません。

 ごまかしが市民には通用しなくなったということをしっかりと肝に銘じる必要があります。
そのことを今日改めて中学生に教えられました。