走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

テレビ電話

2011年05月12日 22時53分17秒 | 考え方
 最近、パソコンを使ってテレビ電話を始めている。
大阪の友人と一週間に一回定期的にコミュニケーションを始めた。

 ソフトはskypeを使っている。
PCは旧型なので別にCCDカメラを購入、2千円もしなかった。
初めて相手側の画像が映し出されたときは驚いた。
時間差がなく、いわゆるサクサク動く。
その成果、つい会話が弾む。

 情報交換として相手側が開いているホームページやエクセルなどのファイルをこちらからでも見れることを教えてもらい、驚いた。
文字情報もメール感覚(?)で送れる。

 おもしろい!!

 堅苦しかったパソコンが、楽しいツールに変わった。
最初は取り留めのない話ばかりだったのが、互いにプラスになるような情報交換の内容になる。
しかも、五人まで同時に話せるという。

 実は、テレビ電話システムを他にも2社知っている。
他のシステムはどうか、近々比較してみようと思っている。

 そしてskypeをマイクロソフトが買収したというニュースが飛び込んできた。
さすが...
コミュニケーションツールとしてテレビ電話がブレークする日がそこまできているのか...

 なぜ子どものように楽しんでしまったかというと、コミュニケーションは音声情報や文字情報を伝えるだけでは楽しくなくって、相手の顔の表情やジェスチャー全部ひっくるめて見えるから楽しいことがわかったからである。




新たなコミュニケーション力

2011年05月12日 02時19分49秒 | 考え方
 今、コミュニケーションについての研究をしている。
理由はコミュニティを構成する因子(地域コミュニティでいうと「地域住民」)同士を結びつける「コミュニケーション」が円滑に機能しなくなったために、地域コミュニティの崩壊の一因になったのではないかと仮説を立てたからである。

 そして、最近よく耳にするのが「コミュニケーション力が低下した」といった内容の話であり、カルチャースクールなどでも「コミュニケーション力講座」なるものがもてはやされている。
確かに個々のコミュニケーション・スキルが低下したという理由もあるだろう。
しかし、それには社会背景や環境の変化というものも無視できないと思っている。

 その際たるものが核家族化である。
一番身近なところから会話がなくなり始めた。
大家族のころは、子どもの話の聞き役はババ様、ジジ様であった。
何よりも子どもたちの話を引き出してくれた。
 しかも、食事時に家族が揃わない。
食卓コミュニケーションが成立しないのである。
ここにも家庭教育の歪みを感じる。
つまり、子どもたちは話すことが苦手になったのではなく、その手法を教える人がいなくなり、その手法を知らない子どもたちが増え続けているということ。

 日本人の美徳とされた「あうん」の呼吸も今は昔。
そして、「話せばわかる」ということ自体が難しくなり始めた。
話し方も聴き方も訓練されないままに大人になってしまった。
つまり、「話さなくてもわかって欲しい」から「話してもわからない」という状況になったということである。

 そこで出てきた答えが、「プロとアマチュアのコミュニケーションは基本的に成立しない」という割り切りをすべきだということ。
その割りきりができ始めると、次の一手が見えてきた。
そして、自分なりの理論構築ができるよう頭の中が整理できるようになった。

 これって、行政のさまざまなシーンで出てくる合意形成のための手法として使えるんじゃないか...

 なんて、短絡的に考える私がいる。