走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

チームワーク X

2008年10月10日 22時55分09秒 | その他
 特命チーム

 上司から新年度の新規事業について提案がなされました。
 内容的には方向性を示すもので、実現は担当課で考えるようにという指示でありました。

 我々の業界は、こういう場合、しないで済むような言い訳を必死で考えます。
 でも、個人的にはやる前からできませんとは言えない性分(実は言い訳をするだけの理論武装ができないというのが本音)なので、つい引き受けてしまい後で後悔するのであります。

 こんな上司についた部下は堪ったものじゃない。
 またまた計画外の仕事が降ってくるわけですから。

 しかも、次のような屁理屈でごまかそうとします。
 「仕事の優先順位は、上司から突発的に言われた仕事である。仕事をしていても上司に言われたら、一旦横に置いてでも上司の仕事を優先すること。」
なんとも理不尽ではありませんか。
しかも、言い訳をさせないのであります。
本当に横暴だと思います。

 でも、世の中、物分りのいい上司の方が少ないと思いませんか。
 理不尽な上司の方がはるかに多いのです。
 世の中は矛盾だらけなのです。
 そのことをできるだけ早く理解していた方がいいと思うのです。

 そして、今回、担当チームの他に隣のチームからもヘルプを頼みました。
 驚いたことにチームリーダーもヘルプのスタッフも嫌な顔をせず、承諾してくれました。
普通はセクト主義的な発言が出るのですが、それが出ないのです。

 内心「凄い」と思いながら、当たり前のような顔をしました。
 「プロジェクトX」まではいかないまでも、「チームワークX」くらいにはいくと思います。

 そして、私が彼らに与えたミッションは、「子どもたちのために」の一言だけであります。