走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

食育レストラン

2008年10月25日 20時45分09秒 | その他
 親子のふれあい

 今日は、野外活動センター(レインボーハイランド)で行われた松山市教育委員会と松山小中学校PTA連合会共催の「食育レストラン」に参加してきました。
 このイベントは、当課でスタートした「親子ふれあい事業」で二年前から実施されてきた事業が食育という観点から進化したものであります。
 PTA連合会が中心になり、愛媛大学、松山大学そして東温高校の学生さんたちがボランティアで参加いただき、参加者800人の内ボランティアスタッフはその一割くらいに達しました。(この場をお借りしてお礼申し上げます。)

 まず、親子のふれあいゲームからはじまり、ピザーの焼き方の指南、さらに中村PTA連合会会長からはピザソースのレシピーまでご披露がありました。

 私はというと、ただ見ているだけでいいのかと思っていたら、何とかまど当番が決まっていて火の当番でした。(今日は少しは肌寒かったので、この当番は結構気に入ってました。)

 また、一昨年の「ペットボトルでピザを焼こう」から昨年の「ペットボトルでケーキを焼こう」に引き続いての今回のピザ焼きは、一昨年のDNAを引き継いだもので、はじめて自前でやったイベントであります。

【ピザのつくり方】
 ①ナイロン袋に小麦粉とイースト菌を入れ、さらにオリーブ油と水を入れ、
  一生懸命ナイロンの上からもみます。
 ②中の小麦粉がナイロンにくっつかなくなると完了です。
 ③天気のいい日は天日干し、今日のような曇りの時はかまどの上にのせ、
  約二倍くらいに膨らむ(発酵する)まで待ちます。
  その時にナイロンの口を結んでおいてください。
 ④その間に段ボール箱でかまどを作りましょう。
  ガスレンジのまわり置く、油ガードを段ボール箱の中に敷き詰めます。
  その時に注意しなければならないことは、すき間があると、途中で
  段ボール箱が火事になります。
 ⑤そして、長方形の網をコの字型に折り曲げダンボール箱のなかに棚を
  つくります。
 ⑥かまどの準備ができましたら、トレーに炭を入れ、焼きの準備を待ちます。
 ⑦小麦粉が膨らんだら、取り出し、円形に伸ばします。
 ⑧ピザの台にピザソースを塗り、好きなものをトッピングします。
  ジャコ天もトッピングするとおいしいですよ。
 ⑨そして、ピザの準備ができましたら、アルミホイールをまいた円形の
  網に載せ、ダンボール箱のかまどの中に入れます。
  密封しすぎると風が通りませんから、炭が消えてしまいますのでご注意
  ください。

 かなり簡略した説明ですがイメージはつかめたでしょうか。
 大事なことは、親子でいっしょに調理するということ。
 そして、皆で分け合って食べるということ。

 食育は、食べることの意義を教えることも大切ですが、なによりも食べることの楽しみを知るところからスタートした方がいいと思います。
そういう意味では、今回の意味は深く、特に親子団欒の食事は、子どもの原風景として焼き付けられたことでしょう。

 ただ今回、一つだけ残念だったのはペットボトルを使いませんでしたので、ペットボトル体操が見れなかったことかなあ...

 そして、今回、とてもうれしかったことは、今までで一番お父さんの参加が多かったことです。
 


 こんなにたくさんの親子に集まっていただきました。

 
  かまどの当番として、まず火おこしからスタートです。


  
  かまどに炭を入れるためには大きいままでは入りませんのでこのくらいに
  しておきます。

   
   かまどへの火入れ式です。

    
    整然と並ぶ段ボール箱のかまどです。

     
     かまどの順番を待つ、ピザたち。

      
      いよいよパーティの始まりです。ちなみにこの女の子は、ずっと
      私の横にいて、おじちゃんと火の番をしてくれていました。